「ここさけ」「あの花」とライオンズがコラボ　水瀬いのりと茅野愛衣が始球式でマウンドに

イベント「ライオンズの勝利を心が叫びたがってるんだ。Supported by 超平和バスターズ」に登壇した茅野愛衣(左)と水瀬いのり(右)

(C)KOKOSAKE PROJECT

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埼玉県・秩父を舞台にした劇場アニメ「心が叫びたがってるんだ。」（「ここさけ」）と、埼玉を本拠地とするプロ野球チーム・埼玉西武ライオンズがコラボレーションしたイベント「ライオンズの勝利を心が叫びたがってるんだ。Supported by 超平和バスターズ」が9月13日、埼玉西武プリンスドームで開催された。

同作は、人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」（「あの花」）のメインスタッフが再集結して制作するオリジナル劇場用作品。ある事件をきっかけに心を閉ざして生きる少女・成瀬順が、それぞれに心の傷を持った3人のクラスメイトとともにミュージカルに挑戦する姿を描く。

イベントでは、「ここさけ」で成瀬順役を演じる水瀬いのりと、「あの花」でヒロインの本間芽衣子（めんま）役を務めた茅野愛衣が、埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式を行い、場内アナウンスの一部も担当した。

試合後に行われたトークショーでは、2人によるキャッチボールも披露。さらに、当日が誕生日だった茅野へのサプライズとして、「ここさけ」のキャラクターデザイン、総作画監督を務める田中将賀と、埼玉非公認ゆるキャラで秩父イメージキャラクターのポテくまくんが登場し、花束を手渡した。

始球式を終えた水瀬は、「いつものイベントより何十倍も緊張していたが、マウンドに上がってからはアッという間だった」と感想を述べ、茅野は「『ここさけ』と『あの花』のコラボがとても嬉しかった。『ここさけ』は『あの花』をご覧いただいた方にはクスッと笑ったり、あれ？　と思わせるしかけがある」と作品の見どころも交えながらイベントを振り返った。

なお、西武ライオンズとのコラボーレションにあわせ、西武鉄道では、横浜方面から西武球場駅への直通電車で「心が叫びたがってるんだ。」のラッピングトレインを運行中。期間は10月5日まで。

「心が叫びたがってるんだ。」は、9月19日から全国ロードショー。