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イベント 2015年10月25日(日)11:00

「攻殻機動隊 新劇場版」上映会に黄瀬総監督らが登壇し生オーディオコメンタリーを展開

左より野村和也監督、黄瀬和哉総監督、藤咲淳一、石川光久

左より野村和也監督、黄瀬和哉総監督、藤咲淳一、石川光久

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会

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「攻殻機動隊」シリーズ25周年の集大成として6月20日から上映された「攻殻機動隊 新劇場版」のBlu-ray&DVDが10月28日に発売することを祝い、10月23日に東京・TOHOシネマズ日本橋で「『攻殻機動隊 新劇場版』Blu-ray&DVD 発売直前!! 最高の部品≪パーツ≫たちによる生コメ上映会」が開催された。

「攻殻機動隊」は士郎正宗による漫画を原作として映像化された、近未来SFの金字塔との呼び声も高い作品群。「攻殻機動隊 新劇場版」では、シリーズの主人公・草薙素子の過去や、公安9課設立の経緯が描かれており、ひとつの区切りを迎える。

上映会には総監督・キャラクターデザインの黄瀬和哉、監督の野村和也、 スーパーバイザーの藤咲淳一、製作総指揮の石川光久が参加。本編を上映しつつ、作品の解説や製作の裏話を語るという趣向で進められた。

黄瀬からは、アバンタイトルは楽園をイメージしていること、またその製作を黄瀬自身がひとりで担当したことなどが語られた。

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物語の導入部分については野村が「『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』よりも前の話なので、より現代に近い見せ方のさじ加減が難しかった」と製作当時を振り返った。

ほかにも、ロケハンに自衛隊の協力があったことや、素子らが属する公安9課のメンバー・ボーマが総理暗殺の状況をシミュレーションで再現するシーンでは、ビジュアル面の見せ場のひとつとして、プロジェクションマッピングを駆使したことなどの裏話を披露しながら進行。なかには、9課の課長・荒巻大輔が乗る車は天井が透けている設定だったが、その認識にズレがあり、現代の普通の車と同じように天井が描かれていたため、急いで修正をしたというエピソードも。

上映終了後には、石川が「素子が笑うシーンや、まばたきをしないロボットのような顔をするシーンの落差などは、3DCGでは表現しきれない。改めてアニメーションのすごさを実感した」と話し、手描きによるアニメの奥深さを讃えた。

作品情報

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