2016年3月18日（金）20:30

“新人プリキュア”高橋李依＆堀江由衣、42人の先輩プリキュアに支えられて大活躍

高橋李依(キュアミラクル役)と堀江由衣(キュアマジカル役)

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「映画プリキュア」シリーズの記念すべき第20作目となる「映画プリキュアオールスターズ　みんなで歌う♪奇跡の魔法！」が封切りを間近に控える。同作は、2月から放送をスタートしたテレビシリーズ最新作「魔法つかいプリキュア！」のキュアミラクルとキュアマジカルを筆頭に、歴代プリキュア総勢44人が一堂に会するビッグイベント的な映画だ。今回は、主演を務めるキュアミラクル役の高橋李依とキュアマジカル役の堀江由衣に作品の手応えを聞いた。

小さな男の子が憧れるヒーローが「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」なら、女の子の憧れは「プリキュア」。その存在は大きく「プリキュアを演じた役者さんは周囲にいましたが、自分がプリキュアになれるとは思わず、ほのかに憧れる遠い存在でした」と話す堀江に、高橋も「まるで都市伝説のような存在でした」とうなずく。今回の劇場版では、そんなふたりの演じる新たなプリキュアが、先輩プリキュアからバトンを受け取る。

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高橋と堀江は「魔法つかいプリキュア！」が初共演ではなく、声優ユニット・イヤホンズ（高橋）とAice5（堀江）として、ともにライブイベントのステージに立ったこともある間柄。それだけに、高橋は「TVシリーズ第1話から安心して収録に臨めました」と話し、堀江も「一緒にスポーツをし、ともに大きなものを乗り越えたチームメイトのような信頼感があります」とプリキュア役での共演を喜んでいた。

ところが、このたびの劇場版では、コンビで活躍するキュアミラクルとキュアマジカルがはなればなれになってしまうという。堀江は「演じている私も不安でした」としながらも「続々と歴代のプリキュアが登場して支えてくれるので、心強さも感じました」と先輩プリキュアの頼もしさを語った。高橋も「実際にオンエアを見ていた世代なので、劇中で先輩のプリキュアに、当時聞いていた声で『新人さん』と呼ばれるのがすごく嬉しかったです」と、歴代プリキュアとの共演に興奮気味だ。

また、同作は「シリーズ初の本格的なミュージカル」であることも大きな特徴。高橋は「曲の中で感情が移り変わっていくのは初めての経験。スタッフさんと相談しながら、なんとか作りあげていきました」と苦心を語り、堀江は「何度も録り直しになるところがある一方、1回でOKになるところもありました。普通の歌よりも『気持ちが伝わる』ことが重要なんですね」と新たな発見を話した。ちなみに、ふたりはテレビシリーズでもエンディング主題歌「CURE UP↑RA♡PA☆PA! ～ほほえみになる魔法～」を歌っているが、その3DCGアニメーションの口パクは、実際に歌っている高橋の口元を撮影して、作画で再現したものなのだという。

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劇場版の見どころを尋ねると、高橋は「注目はやはり歌。小さい子からお父さんお母さんまで、歌に込めた想いを届けたい」と語る。堀江は「オールスターズ感を楽しんでもらいたい。（ビジュアル面でも）各作品のカラーが、当時のままに表現されているので、シリーズファンのみなさんの期待を裏切らない作品に仕上がっていると思います」と出来栄えに太鼓判を押した。

「映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法！」は3月19日全国ロードショー。