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ニュース 2016年3月27日(日)18:00

久保ミツロウが漫画形式で900ページ描き下ろし! 「ユーリ!!! on ICE」はグランプリファイナルを目指していく物語

久保ミツロウ氏

久保ミツロウ氏

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男子フィギュアスケートを題材にしたテレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」の制作発表会が3月27日、東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2016」で行われた。

イベントには「モテキ」「アゲイン!!」で知られ、本作のネームおよび脚本原案・キャラクター原案を手掛ける久保ミツロウ氏、監督&シリーズ構成を担当する山本沙代が登壇。久保氏は「すごく口が軽いのでずっと内容について話したかった。見せたいものがいっぱいあります」と、ティザーPVを初公開。スケートリンクを舞う3人のキャラクターとともにそれぞれを演じるキャストが発表され、主人公の勝生勇利(かつきゆうり)役を「デュラララ!!」の豊永利行、もうひとりの“ユーリ”であるユーリ・プリセツスキー役を「ハイキュー!!」の内山昴輝、“リビングレジェンド”と呼ばれるトップ選手のヴィクトル・ニキフォロフ役を「GANGSTA.」の諏訪部順一が務めることが明らかになった。発表されたキャスト陣について、久保氏は「これだ!と思う声の3人を希望していたのがかなってとても嬉しい」と喜びを露わにした。

同作の物語について、山本監督は「フィギュアスケートをはじめたばかりの主人公が成長していくのではなく、グランプリシリーズでほかの選手と競い合い、グランプリファイナルを目指していく物語」だと明かし、久保氏と山本監督で実際のフィギュアスケートの試合を見るため、自費でバルセロナ、ロシア、北京などを飛び回ったという。物語は久保氏が漫画形式で描き下ろしており、そのページ数は900を超えるとのことで、アニメ1話当たりには約80ページ分の内容が詰め込まれる。

久保氏と山本監督がタッグを組んだきっかけについて話題が及ぶと、山本監督は「“骨太な原作を作れる人”ということで久保さんが候補に挙がった。やってくれると勝手に期待していました」と笑いながら話せば、久保氏は「アニメに関わるのは初ですが、ガッツリやりたかった。山本さんについていこうと、改めてフィギュアスケートを勉強しました」と当時を振り返った。

最後に制作中の本作について、久保氏は「3人のキャラクターを愛してもらえる作品にしたい。フィギュアスケートをアニメで表現できるか不安を感じる方もいると思いますが、安心してほしい」、山本監督は「真摯にフィギュアスケートとアニメに向き合っています。ファンに楽しんでもらえる作品になると思う」と互いに自信をにじませた。

作品情報

ユーリ!!! on ICE

ユーリ!!! on ICE 44

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