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2016年5月27日 15:00

日本映画批評家大賞、アニメ作品賞は「バケモノの子」 新人声優賞に渕上舞&水瀬いのり

第25回日本映画批評家大賞(アニメーション部門)の授賞式

第25回日本映画批評家大賞(アニメーション部門)の授賞式

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第25回日本映画批評家大賞(アニメーション部門)の授賞式が5月25日、東京・池袋の東京芸術劇場で行われ、受賞した声優、クリエイター陣が出席した。物語の傑出した時代性と、興行収入約58.5億円という記録が評価され、細田守監督の「バケモノの子」が作品賞に選ばれた。

作品賞のトロフィーを受けとった「スタジオ地図」の齋藤優一郎プロデューサーは「栄えある賞をいただけたこと、私たちは本当に幸せです」と破顔。「今、細田監督は新しい映画を作り始めています。ものすごい情熱で新しいモチーフ、テーマ、表現にチャレンジした、子どもと大人が楽しめるアニメにとりかかっています」と明かす。そして最後には、「世界中の子どもたちのために、アニメ映画を作っていきたい」と意欲をみなぎらせ、「そのために『スタジオ地図』は、新しいチャレンジをしていきたい」と表情を引き締めていた。

新人声優賞は、渕上舞と水瀬いのりが受賞。「ガールズ&パンツァー 劇場版」の西住みほ役で輝きを放った渕上は、「役と出合ったのは4年ほど前のこと。仕事でうまくいかないことが多く、声優人生の最後だと思い臨んだ作品でした」と感慨にふけり、「大好きな作品と出合うたびに、あの時、声優をやめなくて良かったと幸せを噛みしめています。1日でも長く、西住みほと過ごしていきたいです」と笑顔をはじけさせる。一方「心が叫びたがってるんだ。」で難役を演じきった水瀬は、「10代ラストの年にとてもむずかしい役を引き当てましたが、乗り越えることができ、たくさんの方に愛される作品になりました」と胸を張り、「私自身もアニメから勇気、元気をもらう毎日。声優やアニメの素晴らしさを伝えられるように、頑張っていきたいと思います」と目を細めていた。

さらに最優秀声優賞は、「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の小桜エツコと「ドラゴンボールZ 復活の『F』」の中尾隆聖が受賞。ジバニャン役で人々の心をつかんだ小桜は、「ジバニャンからは夢、希望、輝かしいエネルギーを一杯もらっています。『おれっち、ジバニャンに会えてとっても幸せニャン。これからも頑張るニャン!』」と決意新た。壇上に駆けつけたジバニャンたちが、小桜を祝福し場内を和ませるひと幕もあった。シリーズ屈指の人気悪役・フリーザを“復活”させた中尾は、「昔は少しは人間の声をやったんですが、最近はほとんどない(笑)」とジョークを飛ばす。一方で「『F』はフリーザのFと、支えてくださったファンの皆様のF」と感謝し、「声が続く限り、声優をやっていきたい」と衰えぬ情熱をほとばしらせていた。

またこの日、功労賞を贈られた作曲家・渡辺宙明氏のプレゼンターとして、歌手の串田アキラが登場。渡辺氏が作曲した「宇宙刑事ギャバン」OPテーマなどを生披露し、授賞式を盛り上げた。すべての受賞者・作品は、以下のとおり。

▽新人声優賞:渕上舞(「ガールズ&パンツァー 劇場版」)、水瀬いのり(「心が叫びたがってるんだ。」)

▽最優秀声優賞:小桜エツコ(「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」)、中尾隆聖(「ドラゴンボールZ 復活の『F』」)

▽サンクチュアリ作品賞:「ガールズ&パンツァー 劇場版」
※地域振興に貢献したことを評価

▽ファミリー作品賞:「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」

▽監督賞:橋本昌和(「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」)

▽作品賞:「バケモノの子」

▽功労賞:友永和秀(アニメーター)、内田健二(プロデューサー)、渡辺宙明(作曲家)

▽ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):永井豪

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バケモノの子

バケモノの子 Check-in10

人間界[渋谷]とバケモノ界[渋天街]。
交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。
その偶然の出会いが、想像を超えた冒険のはじまりだった――

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