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商品情報 2016年7月2日(土)19:00

漫画家・窪之内英策の描くショートアニメ「サヨとコウの出発」がビジュアルブック化

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乗り換え案内サービス「駅すぱあと」の広告動画としてYouTubeで公開中の手描きアニメ「サヨとコウの出発」が、ファンからの反響を受けてビジュアルブックとして刊行されることが決定した。アニメと同じく絵を窪之内英策氏、脚本を糠塚まりやが担当し、新たなシーンやイラストも追加される。8月13日発売予定で価格は1200円(税抜き)。全国の書店で予約を受け付け中。

同作は、「ツルモク独身寮」「ショコラ」を代表作に持つ漫画家の窪之内氏と「駅すぱあと」のコラボレーションによって生まれた、約3分間のショートアニメ。「出発する人を応援する」というメッセージを込めて制作されており、新たな生活をスタートする女子校生サヨの心の葛藤を、鉛筆による繊細なタッチで描いている。4月25日に公開されて以来、2カ月で95万回再生を達成した。

ビジュアルブックの発売にあたり、窪之内氏は「紙にはネット画像ではわからない鉛筆の筆致が見えます。線の迷いや消した跡さえも。それは作品をより深く体感できるリアリティ。『読む』ことで貴方だけのサヨとコウの物語を感じて下さい」、糠塚は「こうして本にしていただいたことで、ムービーではお会いできなかった方にもサヨとコウの物語をお届けできることが嬉しい。ひとりでも多くの方の世界が少しでも素敵に拡がりますように」と語っている。

また、東京・パルコブックセンター吉祥寺店で8月15日から、ビジュアルブック刊行を記念したミニ原画展が開催される。会期中には窪之内氏のサイン会も行われる予定。そのほかの詳細は、書店のサイトで後日告知。

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