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インタビュー 2016年7月31日(日)20:30

「フレイアも私も、想いを伝えることだったら誰にも負けない」 「マクロスΔ」フレイア・ヴィオン役 鈴木みのりインタビュー

鈴木みのり

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難関オーディションを突破し、「マクロスΔ」のヒロイン、フレイア・ヴィオン役でデビューを果たした鈴木みのり。「マクロス」シリーズは代々歌を大きく取り上げる作品であり、鈴木も作中にて声優としてだけでなく、歌唱も披露している。物語も佳境に入った同作の魅力を鈴木に聞いた。

―― 「マクロスΔ」にフレイア役として出演されている鈴木さんですが、そもそもマクロスシリーズは以前からご覧になっていましたか?

鈴木 それはもちろんです! 小学校5、6年生の時に、友人の間で深夜アニメが流行った時期があって、「フロンティア(マクロスF)」を見ていました。「星間飛行」と「ダイアモンド クレバス」を聴いて、そこでアニメというものに興味を持ったんです。

―― いわゆる「ミス・マクロス」(※マクロスシリーズにおける歌姫の通称)というのは、アニメファンにとってはビッグネームですよね。それほどの大役であるフレイアに決定した時の感想をお願いできますか?

鈴木 フレイアは自分に似ているところしかないんです(笑)。ですから、オーディションを受けている時は、運命を感じました。実際に役が決まった時は本当に嬉しかったですし、夢の一歩を踏み出せたという感慨がありました。同時に『フロンティア』のすごさも知っていましたので、『F』に続く作品を自分は担えるのかな……という怖さもありました。今では肩肘を張りすぎず、自分らしさを作品内で出すことができれば、それがいい結果に繋がるはずだと信じて演じています。

―― フレイアの魅力はどういうところに感じますか?

鈴木 明るくて元気で、夢に向かってまっすぐということですね。そこは鈴木みのり個人としても、そうありたいなと思っています。どんな時も明るく、笑顔でいる姿勢、大事ですよね。

―― フレイアにそれを教えられたようなところもあるのですか?

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鈴木 そうですね。フレイアも悩むことはありますが、どんどん答えを見つけていくんです。私より答えを見つけるスピードが早いので、彼女につられて、自分も変わっている気がしています。周りの方に「どんどん大人っぽくなっていく」と言っていただく機会が増えて、それに気が付きました。

―― 演技の面では、音響監督さんや他の声優さんからのアドバイスで、心に残っていることはありますか?

鈴木 第1話の収録の際、音響監督の三間(雅文)さんから、「『どう聞こえるか』ではなく、『その時そのキャラがどう思ったか』でセリフを考えなさい」というお話をいただきました。それまでは音の響きや、どうしたらアニメのように聞こえるかを考えていたんです。でも、自分自身がキャラのことを想って演じることが大事なんだと気付かされました。それと、小清水(亜美)さんなどが、「この演技のこういうところが良かったよ」と詳しく教えて伝えてくださるので、それが今後に活かす力になっていたりします。他にも、内田雄馬さんと瀬戸麻沙美さん、敵側ですが石川界人さんといった、割と歳が近い方とお話しする機会が多いのですが、お話する時は大抵お芝居の話になるんです。

みなさんそれぞれに憧れがあって、瀬戸さんのようにまっすぐで、色んな方とたくさん交流が持てる役者さんを素敵だと思いますし、石川さんのような真面目に熱く芝居のことを語ってくださるような、そんな熱さを持ちたいとも思います。内田さんはその場にいるだけでみんなが笑顔になるので、そんな人間になりたいなと思わされますし……。歳は近いですが、自分よりも素晴らしい先輩が一杯いるので、うぬぼれることもなく厳しく生きていくことができます。ありがたいなと感じています。

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マクロスΔ

マクロスΔ 66

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