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イベント 2016年9月3日(土)20:30

小野大輔が「10年、20年経ってもまた見たい」 劇場版「planetarian」を絶賛

初日舞台挨拶に登壇した小野大輔

初日舞台挨拶に登壇した小野大輔

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Web配信アニメ「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」のその後を描く劇場版「planetarian~星の人~」が9月3日に公開初日を迎え、東京・TOHOシネマズ新宿で声優の小野大輔と津田尚克監督による舞台挨拶が行われた。

「planetarian」は、美少女ゲームブランド「Key」が2004年に発売したPCゲーム「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を原作としたアニメ。配信版「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」は、世界大戦後に星すら見えなくなってしまった封印都市を舞台として、誰も訪れないプラネタリウムで解説員を務めるロボット・ほしのゆめみと、都市を徘徊(はいかい)する戦闘機械(メンシェン・イェーガー)の襲撃から逃れてきた謎の男・屑屋が織りなす物語を描いた。劇場版「星の人」は、「ちいさなほしのゆめ」から続く物語の完結編で、配信版に新規カットを追加して、星の美しさを語り継ぎながら、いつしか「星の人」と呼ばれるようになった屑屋の軌跡を描く。

青年時代の星の人(屑屋)を演じた小野は、「監督が同い年なので、同じ感覚、気持ちを持って作品に携われた」と胸中を明かし、津田監督も「小野さんの新しい魅力を引き出せればと思っていましたが、それは作品に反映できたと思う」と自信をのぞかせた。

(C)VisualArt's/Key/planetarian project

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また、配信版「ちいさなほしのゆめ」はゆめみ視点、劇場版「星の人」は屑屋視点で描かれているこが、小野は「『星の人』だけでも十分(ひとつの作品としてまとまっている)。屑屋が生きてきた軌跡がしっかりと描かれている」と絶賛。津田監督は「配信版とは音楽の付け方を変えたり、カット自体も変更しているので、総集編とは言えない。むしろ、配信版が『星の人』から抜き出した構成になった」ことを明かすと、小野は「作品を好きな人が作っているのが如実にわかる作り。津田さんこそまさに“星の人”」と褒め讃えた。

満を持しての封切りに津田監督は「依頼を受けたのが2年ほど前。製作期間や尺も延び、ここまで大変だとは思わなかった。スタッフにも苦労をかけたと思うが、映像を見てもらえれば必ず満足してもらえるものになっている」と感無量の面持ち。小野が「僕たちの好きなKeyがここに表現されている。一過性ではなく、この先も星のように輝き続けていくものだと思う。10年、20年経っても見たい作品に仕上がった」と語ると、津田も「10年後見たらまた違った印象や感想が抱けるはず」とうなずいていた。

作品情報

planetarian ~星の人~

planetarian ~星の人~ 13

人間の愚かな戦争は、世界を雪で覆い、確実に滅びへと向かわせていた。隆盛を誇った文明も加速度的に荒廃していき、人口も10万人を切ろうとしていた。星すら見えないこの世界では、人々は地上で暮らすことも...

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