2016年10月16日（日）12:00

「文豪ストレイドッグス」の一挙上映イベント開催決定　太宰治ゆかりの地でのコラボイベントも

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放送中のテレビアニメ「文豪ストレイドッグス」新シリーズ「黒の時代」の第13話から第16話を一挙上映するイベントの開催が決定した。

同作は、中島敦、太宰治、国木田独歩、芥川龍之介ら実在の文豪と同じ名前を持つ登場人物たちが、それぞれの文豪の名になぞらえた異能の力で戦う姿を描くバトルアクション作品。2016年4月～6月に第1クールが放送され、この10月から第2クールがスタートした。

イベントは10月22日に東京・丸の内ピカデリー2で開催される。一挙上映のほか、織田作之助役の諏訪部順一、アニメーション制作を担当するボンズのプロデューサー・鈴木麻里、KADOKAWAのプロデューサー・倉兼千晶ら3名を招いてのトークショーも行われる。チケットは丸の内ピカデリーのウェブサイトで10月15日午後6時、窓口で16日から販売を開始する。価格は3800円（税込み）。

さらに、「文豪ストレイドッグス」の太宰治と、モチーフになった作家・太宰治氏とのコラボレーションイベント「文豪ストレイドッグス×青森・太宰ゆかりの地キャンペーン」が、太宰氏生誕の地である青森県・北津軽郡の周辺地域で、10月17日から12月28日まで開催されることも決まった。期間中は、太宰氏の関連施設や津軽鉄道など13か所に「文豪ストレイドッグス」キャラクターの等身大スタンディが設置される。五所川原市の太宰治記念館「斜陽館」には太宰治、津軽鉄道の金木駅には中島敦のスタンディが設置予定。

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また、イベント期間中「斜陽館」では「文豪ストレイドッグス」のコミックス、小説のいずれかを持参すると、1冊につき1名の入館料が100円割引かれるキャンペーンも実施される。また、県内企業とのコラボレーション商品の販売も行われ、津軽鉄道の「太宰治コラボ切符」、喫茶驛舎の「珈琲切符」、JIN CAREの「立佞武多れあちーず（菓子）」、企業組合でる・そーれの「石炭クッキー（菓子）」「ゆめひみこ（飲料）」のほか、11月3日からはアニメにも登場した地酒・蟹田を製造するカネタ玉田酒造とコラボレーションした日本酒が販売予定。

このほか、津軽鉄道では「文豪ストレイドッグス」のコラボ列車・人間失格号が運行される。列車のヘッドマークが「人間失格」に変更、社内装飾としてアニメ資料が展示され、中吊り広告も同作に関連したものとなる。運行期間は10月22日～30日、11月3日～13日、12月3日～11日。