ワルキューレ、横浜アリーナで2ndライブ　新曲や「マクロス」シリーズ新作も発表！

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テレビアニメ「マクロスΔ」から誕生したユニット「ワルキューレ」の2ndライブ「ワルキューレがとまらない」が1月28、29日の2日間、横浜アリーナで開催された。

ワルキューレは、弱冠15歳でシリーズ最年少の歌姫の座をつかみ、美雲・ギンヌメールの歌唱パートを担当するJUNNAと、マクロス・オーディションで「マクロスΔ」のヒロイン（フレイア・ヴィオン）役を勝ち取った新人・鈴木みのりを中心とした5人組ユニット。JUNNA、鈴木のほか、カナメ・バッカニア役の安野希世乃、マキナ・中島役の西田望見、レイナ・プラウラー役の東山奈央がメンバーとして名前を連ねている。

2ndライブの29日公演は、1月25日に発売されたレアトラック集「ワルキューレがとまらない」の新曲「ようこそ! ワルキューレ・ワールドヘ」からスタート。各メンバーをクローズアップした楽曲中心のゾーンでは、西田と東山が移動用ドローンに搭乗し、通路を走行しながら「ジリティックBEGINNER」を歌唱し、曲のラストではふたりが指でワルキューレサインを形作った。そのまま、西田は「おにゃの子☆Girl」を披露。歌詞中「からの！」でのファンからのコールに対し、間奏で西田が投げキッスのお返しをする一幕もあった。

また、ヒロインのひとりであるフレイア・ヴィオンの誕生日シーンが上映されると、会場全体で「ワルキューレのバースデーソング」の大合唱が行われた。続けて映像内の雪をバックに、鈴木がワルキューレメンバーに向けて「God Bless You」を歌唱した。

前半クライマックスでは、ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミアの歌を担当しているメロディー・チューバックが出演。「オーラ・サーラ～光る風～」「ザルド・ヴァーサ！～決意の風～」の2曲を熱唱したほか、声優として美雲を演じる小清水亜美が登場し、JUNNAとともに「ルーチェット・アルカーン～星の歌～」を歌い上げた。さらに、旧メンバーであるクレア・パドル役の日笠陽子が特別ゲストとして登壇し、安野、西田、東山と4人で「涙目爆発音」を披露。

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ラストソング「一度だけの恋なら」を歌い終え、観客のアンコールが巻き起こると、ボーグ・コンファールト役のKENN、ロイド・ブレーム役の石川界人、キース・エアロ・ウィンダミア役の木村良平が登場。彼らがトークで会場を盛り上げた後は、ワルキューレメンバーが再登壇し、新曲「ワルキューレがとまらない」を歌った。さらに、アンコールの最後には、ワルキューレの面々が、2016年9月22日に横浜DeNAベイスターズ公式戦で行われる予定だったものの雨天中止になってしまった始球式のユニフォーム姿で「ルンがピカッと光ったら」を歌唱。2コーラス目にはゲスト全員が登場して、会場は歓声に沸いた。

アンコールの途中では、西田が「マキナを演じて悩んだこともあったけど、たくさんの声援に『これでいいんだな』と思えました」、東山はキャストやスタッフの思い、レイナの決めゼリフ「歌は愛」などの話題に触れ「『マクロスΔ』は、私の人生にとって財産です」と感謝を伝えた。JUNNAは「『Absolute5』の歌詞のように、ひとりでも欠けたら意味を失ってしまうと思います」とワルキューレへの思いを語り、鈴木は「フレイアは、私に一生の宝物をくれました。『マクロスΔ』を愛してくれるみなさんと、『マクロス』に携わってきたすべてのみなさん、それが私の宝物です」と述べている。リーダーの安野は「叶うならば、ずっと走り続けていきたい。でも、共有できたこの時間は今だけの、私たちだけのもの。今日の時間を共有してくださってありがとうございました」と感慨を話した。

最後には、2018年に「マクロス」シリーズのテレビアニメ最新作が放送されることが発表され、「マクロス」35周年記念新企画の始動や、2ndライブの模様を収録した映像の発売も明らかになった。それぞれ、詳細は後日発表予定。