社交ダンスアニメ「ボールルームへようこそ」主演に土屋神葉が抜てき　佐倉綾音、岡本信彦、森川智之も出演

「ボールルームへようこそ」キービジュアル

(C)竹内友・講談社／小笠原ダンススタジオ

イメージを拡大

「月刊少年マガジン」（講談社刊）で連載中の、竹内友氏による社交ダンス漫画「ボールルームへようこそ」のテレビアニメ版メインキャストが発表された。主人公の富士田多々良役には「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の土屋神葉が選ばれ、花岡雫を「僕のヒーローアカデミア」の佐倉綾音、兵藤清春を「青の祓魔師」の岡本信彦、仙石要を「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」の森川智之が演じる。

同作は、社交ダンスをテーマにした青春物語。何をすればいのいかわからない平凡な中学生の多々良が、不良に絡まれていたところ、仙石に小笠原ダンススタジオへと連れ去られたことをきっかけに、自分を変えるため社交ダンスの世界へと飛び込んでいく姿を描く。

主演に抜てきされた土屋は「この作品を読むたびに、あまりの熱量に圧倒されます。迫り来る画のパワー、胸に染み込む言葉たち、多々良の成長から伝わる高揚感。この熱量を伝えるためには、自分の全てを注ぐことはもちろん、多々良の成長に負けてはならない、食いついていかなければならないと痛感しています。未熟者ですが、多々良として懸命に悩み、喜び、躍り、生きていきたいと思います」と意気込みを語っている。

佐倉が演じる雫は、兵藤のダンスパートナーで、ストイックにダンスに取り組む少女。佐倉は「アフレコに際して、実際に競技ダンスに触れたところ、雫の実力、魅力、才能が規格外のものだと改めて実感し、原作でも凄まじい躍動感をみせるダンスシーンは、確実にアニメーションでも映えると確信しました。私たち声優陣も、声のお芝居で、みなさまの感情を揺さぶる一端を担えたらと思います」とアピールした。

岡本が担当する兵藤は、多々良と同学年で、アマチュアの世界では、圧倒的な実力と実績を誇る天才ダンサーという役どころだ。収録に向けて岡本は「彼がどうして天才なのか、なぜ天才と言われるのかを感じながら頑張りたいです。会話がおもしろい作品でもあるので、今から現場が楽しみです。これを機にダンスができるようになればいいなとも思います」と期待を語っている。

森川演じる仙石は、海外でも実績のあるダンサーで、多々良をダンスの道へと誘っていく師匠のような存在。森川は「どれだけダンスの世界がすばらしく魅力的なのかを声で表現しなくてはならないので、とても責任を感じています。この作品を通して、胸を張って『ボールルームへようこそ』と言える役作りをしていきたいと思います。今からラテンの血が騒ぎます（笑）」とコメントしている。

テレビアニメ「ボールルームへようこそ」は今夏放送予定。