2017年6月2日(金)12:00
サンライズ、アニメーターの人材育成プログラム「サンライズ作画塾」18年4月開設
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「機動戦士ガンダム」や「ラブライブ!」などで知られる老舗アニメーション制作会社・サンライズが、アニメーターを育成する「サンライズ作画塾」を2018年4月に開設することを発表した。
全日制の「サンライズ作画塾」では1年間を通じて、アニメーション制作の現場で活躍できる、高度なスキルを持った人材を育成する。主任講師は「HUNTER×HUNTER」「RAINBOW 二舎六房の七人」の監督を務め、作画監督やキャラクターデザインとしての実績も豊富なスタジオライブの神志那弘志が担当し、同スタジオの現役アニメーターや演出家が講師として登壇予定。なお、卒業試験を通過すると、サンライズの各スタジオに勤務することができる。
実習場所は、JR中央線荻窪駅から徒歩3分のサンライズスタジオ内。募集人数は10人前後、応募資格は18年3月に高等学校を卒業見込み、または高卒以上の18歳から25歳まで。外国籍の場合は日常会話レベル以上の日本語が話せることが必須となる。授業料は原則免除で、月額10万円の奨励金制度(条件付き贈与)も用意される。応募に必要な書類の提出締め切りは7月25日(必着)。書類選考、実技、面接試験を経て8月下旬に合格者が発表される。
なお、05年から11年にかけて行われたサンライズの作画実習プログラムでは、「ラブライブ! The School Idol Movie」のプロップデザインと総作画監督を務めた藤井智之、「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」監督の金世俊、「アイカツスターズ!」キャラクターデザインの愛敬由紀子、「TIGER&BUNNY」作画監督の板垣徳宏、「ラブライブ! サンシャイン」のキャラクターデザイン、総作画監督の室田雄平などが輩出されている。
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