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インタビュー 2017年7月6日(木)20:30

「僕のヒーローアカデミア」轟焦凍役の梶裕貴が「凍る心に火が灯った」 体育祭編の激闘を経て、強大な敵(ヴィラン)に挑む後半戦へ (2)

――話題は変わりますが、ご自身が演じる轟以外にイチオシのキャラクターはいますか?

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

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梶:それぞれ違ったよさがあるので、みんな好きですよ! 緑谷は、ガムシャラにまっすぐに成長していくさまが、見ていてとても気持ちいいです。爆豪(勝己)には、敵(ヴィラン)顔負け(笑)の攻撃性と強大な力で、自分の思いをストレートに貫いていく強さに圧倒されます。それから、飯田(天哉)もまっすぐな心の持ち主。第2期ではそこにプラスして、彼の繊細な一面も垣間見られ、もっと好きなキャラになりましたね。(麗日)お茶子も、爆豪との戦いを通じて「ヒロイン」ではなく、あくまで「ヒーロー」なんだと実感させてくれました。……でも、今後の展開も含めて、僕は八百万(百)推しです!

――ところで、梶さんにとっての「ヒーロー」とは、いったいどんな存在なのでしょうか?

梶:「安心感」ですかね。たとえば、スポーツで、この人がいれば絶対に負けない! と思わせてくれるような。学校でも職場でも、この人がいれば大丈夫、という頼りになる人のことなのかなと思います。

――梶さんから見て、轟のヒーロー度は100点満点で何点ですか?

梶:それは、オールマイトを100点として、ということになるんでしょうか? うーん……。緑谷が目指す100点と、轟が目指す100点とでは、全然違うと思うんですよね。それぞれに異なる「個性」を持っていて、そこが「ヒロアカ」のテーマでもあると思うので、数字として表すのは難しいです。とは言え、体育祭を経たことで、1-Aのみんなにとっての轟は、安心感を与えてくれるような存在に変化しつつあるんじゃないかと思っています。

――それぞれの「個性」ですか。確かに! では、第2期後半戦(第2クール)に向けての意気込みを。

梶:体育祭を機に、彼の長年凍っていた心が溶け始めました。今後は、クラスのみんなとの距離感がどう変化していくのか、そして、家族とどう向き合っていくのかが、彼を演じるに当たってのポイントになってくるのかなと。凍りついていた時間が長いぶん、もちろん急には難しい。それでも、少しずつ変化しようとする彼の心境を生々しくお伝えできたら、と思っています。

――最後に、ファンのみなさんに向けて一言メッセージを。

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梶:「体育祭編」を通じて、それぞれのキャラクターが大きく成長し、覚悟も新たにヒーローへの道を進んでいきます。そんな希望に溢れる中で、今度はステインという、学校レベルではなく社会においても脅威となるヴィランが登場し、「ヒロアカ」という作品の、今までとはまた違った新しいおもしろさが見えてくるはずです。ひとりでは決して勝ち目のない強大な敵と対峙した時、轟がどんな決断を下すのかというところにも、ぜひ注目していただきたいですね。

僕は「ヒロアカ」は、いろいろな種類のおもしろさをもったエンタテインメント作品だと思います。ヒーローものや学園ものなど、さまざまなジャンルを内包しているという点でもそうですし、緊張感ひとつをとっても、体育祭と実戦のそれとでは大きく違ってきます。今後も、まだまだ様々なドラマが詰まっている作品ですので、欠かすことなく、ぜひ毎週ご覧ください!

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