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イベント 2017年8月29日(火)22:00

「きみの声をとどけたい」“見届け人”三森すずこの言葉に「NOW ON AIR」メンバーが涙

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マッドハウスによるオリジナル劇場アニメ「きみの声をとどけたい」が封切られた8月25日、TOHOシネマズ新宿で初日舞台挨拶が開催され、メインキャラクターの女子高校生を演じる新人声優ユニット「NOW ON AIR」の6人と、彼女たちのオーディションに際し見届け人を務め、作中にも矢沢紫音役で出演する三森すずこ、伊藤尚往監督らが登壇。公開を迎えた心境を語った。

同作は、湘南・鎌倉の海辺の町・日ノ坂町を舞台に、16歳の少女・行合なぎさをはじめとする女子高生たちの悩みや葛藤、夢などを描く物語。誰も使っていないミニFMステーションに迷い込んでしまったなぎさは、DJの真似をするが、その声は思いがけない人へと届いていた。

昨年8月に開催された「キミコエ・オーディション」から約1年、「NOW ON AIR」の面々は異口同音に「あっという間の1年だった」とこれまでの日々を振り返り、「ついにこの時が来た!」と喜びを隠せない。これまで「NOW ON AIR」を見守ってきた三森も「1年の間にこの6人が、たくさんのことを経験して、グンと成長してきたことを間近で感じることできました。この1年は、私にとってもみんなのおかげで濃い時間だったなって改めて感じています。油断すると涙がこぼれそうです」と感無量の面持ちを見せていた。

お気に入りのシーンを聞かれると、行合なぎさ役の片平美那は「なぎさがカエルと会話する場面」をあげ、この日もカエルのネイルアートをしていると明かす。中原あやめ役の神戸光歩は、あやめが動くときやメガネを上げるときにかわいらしい効果音が付くのが好きで、役が決まってからは、メガネを購入して日常生活の中で、あやめの動作をマネしていたのだという。

また、龍ノ口かえで役の田中有紀は、かえでがクールなビジュアルからは想像できないほど、優しく笑う女の子だったことに驚いたそう。土橋雫役の岩淵桃音も「桃音がパティシエになるため留学したいと打ち明けるシーン」では、普段はニコニコしている彼女のカッコイイ一面が垣間見えたと語る。浜須賀夕役の飯野美紗子は「アクアマリンが壊され、かえでと言い合いになるシーン」では、音響監督から「優しさを前面に出して」との指導を受け、心を込めて演じたことを明かした。

そんな中、琵琶小路乙葉役の鈴木陽斗実は「乙葉がなぎさに歌を教えるシーン」をあげた。乙葉が即興で披露する歌は、鈴木自身がピアノで作曲をしてレコーディングしたものなのだという。

一方で、伊藤監督は「1年前に彼女たちがオーディションを合格して、いろいろ同時進行で映画を作っていく中で、それぞれが、どんどん役にシンクロしていくのを肌で感じました。プロモーション展開をしながら、トークも歌もどんどんうまくなっていくなんて、ズルいですよね(笑)」と、「NOW ON AIR」の急成長ぶりに感心しきり。また、三森が「NOW ON AIR のライブに行ってみたい!  歌っているところは見てきたけれど、まだお客さんの前で歌っているところは見ていないんです。打ち上げのとき、みんながみんひとちゃん(鈴木)のピアノの演奏で歌っていて、なんて素敵!って思いました。みんなの清楚系のオーラと、ピアノの演奏が相まって素敵な空間でした」と語ると、「NOW ON AIR」の面々が、感極まって泣き出してしまうという一幕も繰り広げられた。

作品情報

きみの声をとどけたい

きみの声をとどけたい 8

舞台は湘南。高校生たちの友情、葛藤、そして夢。届けたい“声(想い)”――。海辺の町、日ノ坂町に暮らす行合なぎさは将来の夢が見つからず少し焦っている16才の少女。「言葉にはタマシイが宿っているんだ...

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