2017年11月7日(火)21:00
水木一郎「劇場版マジンガーZ」主題歌をライブ初披露「1万回歌ったが、新鮮な気持ちで」
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「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」の特別トークショーとスペシャルライブが11月5日、福岡・小倉で開催された「北九州ポップカルチャーフェスティバル2017」内で、アニソン歌手の水木一郎が、同作の主題歌「マジンガーZ(INFINITY version)」を生で初披露し、観客を沸かせた。
「マジンガーZ」は、搭乗型のスーパーロボット・マジンガーZを操る兜甲児が、世界征服をもくろむ天才科学者Dr.ヘルと戦う姿を描き、1970年代に一世を風びした伝説的ロボットアニメ。原作者・永井豪氏の画業50周年を記念して製作された今作は、Dr.ヘルとの戦いが終結してから10年後を舞台に、兜甲児とマジンガーZの新たな戦いを描く。
トークショーには、金丸裕プロデューサー、主人公・兜甲児のライバルを自称する“ボス”の子分“ムチャ”を演じる山口勝平、マジンガールズ役の伊藤美来らが登壇。約800人のファンを前に、最新の予告編を全世界初公開した金丸プロデューサーは、「45年前から始まったテレビシリーズ。海外や日本のファンの方々が今でも変わらずここまで愛してくださる作品はなかなか存在しないので、ぜひ映画にしたいという思いで9年前から企画が始まり、今回実現しました」と、多年にわたる念願が果たされたことに感慨深げな様子だった。
また、山口は「『兜甲児役の山口です!』と言えたらカッコいいのですが、オーディション落ちまして(笑)」とおどけつつも「映画を拝見しましたが、本当にカッコいい。テレビシリーズを見ていた人たちも、最近のアニメファンのみなさんも、どこかしら自分のツボを押してくれる作品だと思います。マジンガーの登場シーンは本当に鳥肌がたちます。自分が小さいころ、夢中になっていた作品に出演できるというのは、すごく不思議ですが、単純に本当にうれしいです」と胸中を明かし、伊藤は「マジンガールズがどこで登場して、どんな活躍をするのかを楽しみにしてほしいです」とアピールした。
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そしてイベントの最後に、「マジンガーZ」「グレートマジンガー」ほか、多数のシリーズ作品の主題歌を手がけてきた水木が登場し、満場の“アニキ”コールの中で全5曲を熱唱。アンコールでは、劇場版オープニング主題歌「マジンガーZ(INFINITY version)」を全世界初生披露し、水木の代名詞ともいうべき「ゼーット!!」コールでイベントの幕を華々しく飾った。
水木は「来年で僕も50周年を迎えます。そんなタイミングで『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の主題歌を歌えるなんて本当に幸せです。この歌は45年かけて1万回以上歌っていますが、昔の感じを変えてはいけない、でも新しさもなくてはいけない。その葛藤がありましたが、自分としては当時初めてスタジオで録音したときと全く同じ、新鮮な気持ちで歌わせてもらいました。みなさまの期待を裏切らないように、映画が大ヒットして、この歌をまたこの先も何十年も歌っていけるようにしたいなと思っています。感謝の気持ちで一杯です」とコメントしている。
「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」は2018年1月13日から全国公開。なお、11月18日からは数量限定の「特製クリアファイル付きムビチケカード」、12月9日からは1000枚限定で、金属製の「鉄(くろがね)のムビチケカード」が発売される。
作品情報
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かつて悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国によって滅亡の危機に瀕した人類は、兜甲児が操るスーパーロボット・マジンガーZや光子力研究所の仲間の手によって、悪の野望を阻止し、平和を取り戻した。あれから...
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