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インタビュー 2017年12月29日(金)20:30

「ゆるキャン△」花守ゆみり&東山奈央が感じた「キャンプ愛」と、お勧めの“キャンプめし”

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2018年1月4日から放送を開始するテレビアニメ「ゆるキャン△」。同作は、「まんがタイムきららフォワード」連載のあfろ氏の漫画が原作で、主人公・各務原(かがみはら)なでしこをはじめとした女子高生たちが、マイペースにキャンプを楽しむ姿を描く。なでしこ役で主演を務める花守ゆみり(写真右)と、なでしこにキャンプの楽しさを教えるソロキャンパー・志摩リン役の東山奈央に、作品の見どころを聞いた。

――原作漫画を読んだ感想を教えてください。

花守:「かわいい!」の一言に尽きます。高校生の女の子たちがキャンプを楽しむという切り口も印象的で、みんなでわいわいキャンプを楽しむ初心者のなでしこと、ソロキャンプを好む玄人のリンちゃんの対比によって、異なる視点からキャンプの魅力が伝わりました。そして、なにより、ごはんがおいしそうでした! 第1巻でなでしこが食べていた坦々餃子鍋を作ってみたら、とてもおいしかったです。

東山:本当に「かわいい」がつまった作品です。女の子たちはもちろん、犬や松ぼっくりまで、かわいくて(笑)。漫画を読んでいると、脳内で音楽が再生されることもあると思うのですが、本作の場合は、とても静謐(せいひつ)な空気感を感じます。にぎやかさもありますが、「日常感から離れた日常もの」という不思議な魅力をもった作品です。キャンプと縁遠い人生を送ってきた私でも、キャンプの知識や道具の使用方法などスッと入ってくるのも楽しいです。

――それぞれの役に決まったときのお気持ちはいかがでしたか。

花守:「こんなにパワフルな女の子を演じられたら楽しいだろうな」と思っていたので、とてもうれしかったです。私と近いなと感じるところも多いのですが、なでしこは意外と野生児なんですよね(笑)。一挙一動がみんなに元気を与えてくれるような影響力をもつ女の子だからこそ、「いかに、キャンプを純粋に楽しむか」「ごはんをおいしく食べるか」を追求している。そんな「自然にかわいい」女の子像を作りあげていきたいと、身が引き締まる思いでした。

東山:自分が今までやってこなかったことを、役を通して体験させてもらっている実感があります。リンを通して、今まで経験してこなかったキャンプの楽しさを知ることができるのではとワクワクしていました。今まで手にとることがなかったキャンプ雑誌を読んでみたり、おいしい「キャンプめし」を紹介しているサイトをのぞいてみたり……。

花守:私もそうでした!

東山:そうだよね! リンを演じたことで、新しい世界がひらけた思いです。また、以前に出演した「まんがタイムきらら」作品(「きんいろモザイク」)でも、共演者のみなさんと、とても楽しい作品作りができた思い出があるので、今回もアフレコが楽しみでした。

――ご自身が演じるキャラクターの印象を教えてください。

花守:なでしこは自分の気持ちにとても素直で、やりたいと思ったことはやる、食べたいと思ったら食べるという女の子です。そうした率直さは、私にはないものなので憧れます。一方で、実は周囲のことがしっかり見えている一面もあるんですよね。リンちゃんを野クル(野外活動サークル)のみんなとのキャンプに誘ったときに、「えっ」という(嫌そうな)顔をされて、そのことをリンちゃん自身が気にしてしまうシーンがあるんですが、そのことになでしこも気づいていて、あとで「気が向いたら、みんなでキャンプしようよ」とさりげなくフォローを入れる。突っ走るだけでなく、きちんと反省もできる女の子なのだと知って、なでしこのことが、もっと好きになりました。

東山:リンの「ひとりの時間を楽しめる」ところに共感しています。ネガティブな理由からではなく「自ら進んで穏やかな時間を楽しみたい」という思いは、私自身がひとりっ子だということもあって、よく分かります。リンのソロキャンプシーンではモノローグがとても多く、言葉数の少ない彼女が、内心ではテンションが上がっているのが分かって微笑ましくなりますね。一方で、なでしこと一緒に坦々餃子鍋を食べるシーンもお気に入りです。なでしこが積極的にきてくれたことで、リンも新しいキャンプの楽しさを知ることができたと思います。

花守:なでしこが入ると、リンのモノローグから一変して、2人のかけあいがはじまるんです。演じている私たちとしても、ソロキャンプのシーンとはまた違う楽しみ方があります。

東山:なでしこが入ってくると、途端にリンはツッコミ役になるんですよね(笑)。リンは自分のペースをもっている子なので、淡々とツッコむのですが、その加減を表現するのは難しかったです。なでしことのかけあいは、私にとっても特別なものでした。

作品情報

ゆるキャン△

ゆるキャン△ 106

これは、ある冬の日の物語。静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖まで行ったものの、あいにく天気はくもり空。富士山...

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