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インタビュー 2017年12月29日(金)20:30

「ゆるキャン△」花守ゆみり&東山奈央が感じた「キャンプ愛」と、お勧めの“キャンプめし” (2)

(C) あfろ・芳文社/野外活動サークル

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――収録現場の雰囲気はいかがですか。

花守:スモアや信玄餅など、お話にちなんだお菓子を差し入れてくださるのがうれしいです。スモアは、原作4巻に登場する、マシュマロとチョコレートをクラッカーで挟んだお菓子で、なでしこがとてもおいしそうに食べています。実は、みなさんにバレないように、こっそり2つもらってしまいました(笑)。

東山:お菓子の力は大きくて、賞味期限のチェックから分配まで、みんなで作戦を立てながら一丸となって取り組んでいます(笑)。収録人数が約7人と少ないので、チームの結束力が急速に強まっていくのを感じます。

――本作には、お菓子のほかにも、おいしそうな「キャンプめし」がたくさん登場します。すでに花守さんは坦々餃子鍋を作られたそうですが、ほかに試してみたいものはありますか。

花守:第4巻に、顧問の鳥羽美波先生が、朝霧の手作りベーコンをフライパンで焼くシーンがあって、本当においしそうなんです! たまらず、スーパーでベーコンを買ってきてしまいました。そのときは未成年だったので、缶ビールは飲めなかったんですけどね(笑)。キャンプでお鍋ができることも新しい発見でした。気温が低い冬ならば、いたみやすい肉や魚などの食材ももちこめると原作にあって「なるほど!」と。

東山:(持参した単行本をめくり)第2巻23ページ、リンがスープパスタを作るシーンのコマ外に「夏は腐りやすいのでやめましょう」とあります(笑)

花守:お鍋を使ったメニューは手軽に作れるので、普段のお食事としてもオススメです。

東山:話を聞いているだけでもおいしい(笑)。そして、ゆみりちゃんがこの間まで未成年だったということが衝撃的でした。では、あえて私は大人っぽい方向性で、ベーコンをくん製にして食べたいです。自宅でいぶすと、近隣のご迷惑になってしまうかもしれませんが、キャンプ場なら大丈夫! チーズや鶏肉もスモークにして一杯やりたいですね(笑)。

――作中に登場するスポットで、行ってみたい場所はありますか。

東山:原作第1巻に登場する「イーストウッドキャンプ場」ですね。実名ではありませんが、モデルになった場所があるそうで、道中にも温泉や大きな公園があって、とても楽しそうです。

花守:私はライブカメラに映りたいです。なでしこたちがイーストウッドキャンプ場に行っているとき、リンちゃんはひとりで霧ヶ峰に足を伸ばしているのですが、そこのライブカメラに自分から映って、なでしこたちと遠隔でやりとりをするシーンがおもしろくて。そのライブカメラは実在するとうかがっているので、現地から奈央さんに向かって手を振りたいです(笑)。

――最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

花守:アニメではじめて「ゆるキャン△」に触れた方にとっては、キャンプ知識の数々が、目からウロコだと思います。また「この景色を見に行きたいな」と感じていただけるシーンもたくさん盛り込まれています。一方、原作からのファンのみなさまには、動きや音楽が付いたことにより、空気感やキャラクターの心情など、原作をさらに深く味わっていただけるはずです。キャンプの魅力をさまざまな角度から楽しんでいただける作品に仕上がっていますので、キャンプ初心者の方も、経験者の方も、ぜひ本作を通じて「キャンプ愛」を深めていただけるとうれしいです。

東山:「ゆるキャン△」のキャラクターたちは、みんなとてもアクティブで、「私でもキャンプができるかも」と思わせてくれました。作中、リンが「2000円か……」とつぶやくシーンがあるのですが、2000円は高校生にとって大金なんですよね。お金や知識がなくても、工夫をすることでキャンプを楽しめることを教えてくれます。作中には、放送時期と同じ冬のエピソードが多いので、なでしこやリンたちと一緒に、温かいスープを片手に、ぬくもりを感じながら楽しんでください。

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作品情報

ゆるキャン△

ゆるキャン△ 106

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