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イベント 2018年8月12日(日)23:19

「若おかみは小学生!」薬丸裕英と鈴木杏樹、スーパー小学生“おっこ”を演じる小林星蘭を絶賛

鈴木杏樹は長編アニメの声優初挑戦

鈴木杏樹は長編アニメの声優初挑戦

(C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会

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劇場アニメ「若おかみは小学生!」の完成記念ファミリー試写会が、8月12日に東京・スペースFS汐留で開催され、主人公“おっこ”の父親である関正次を演じる薬丸裕英、母親の関咲子役を担当する鈴木杏樹、高坂希太郎監督が舞台挨拶を行った。

同作は、交通事故で両親を亡くした小学6年生の少女・おっこ(関織子)が、祖母が営む温泉旅館・春の屋の若おかみとして奮闘する姿を描く。劇場アニメ版では、放送中のテレビアニメ版では描かれていない、おっこと両親のエピソードも明かされる。

薬丸の声優としての出演は、じつに18年ぶり。「“スーパー小学生”のおっこちゃんがかわいらしく、(おっこ役の)小林星蘭ちゃんも本当に上手で、引っ張られながら演技できたので、やりやすかった」と、小林の芝居に助けられた収録を振り返る。長編アニメでは声優初挑戦となる鈴木は、「私の収録時には、すでに星蘭ちゃんの声が入っていたので、その声を頼りにお芝居できました。絵があったりなかったりと、とても難しかったですが、声優業は奥深く魅力的で楽しかったです」と語った。

高坂監督も2人の熱演に「温厚なおっこから想像できるような両親像を描けた」と満足げ。「鈴木さんから、両親のキャラクター描写について指摘を受けて、その後のお父さんのセリフを修正したりしました」と収録の舞台裏も明かされた。

作品を通して伝えたいことを聞かれた薬丸は「客観的に見ても、おっこちゃんはすばらしい女の子。彼女みたいに辛いことがあっても、こうすればみんなも笑顔になれるんだ! という部分をぜひ見ていただきたい」とアピール。鈴木は「私自身、小学生時代につらくて悲しい思いをすることがありました。親兄弟がいても孤独だと感じることもあると思います。だけど、どこかで両親なり、必ず誰かが見守ってくれているので、おっこちゃんみたいに前向きに頑張って毎日を生きてほしい」と会場にいた子どもたちへ呼びかけた。

最後は、体調不良で参加できなかった小林から、「劇場版では、おっこの若おかみとしての思いと自分自身への思い、ユーレイたちのおっこへの気持ちがたくさんつまっています。おっこたちから溢れてくる思いに共感したり、感動したり、つい笑ったり、最後まで楽しめる作品です。おっこの気持ちに負けないくらい全力で演じたので、全力で楽しんでください!」とのメッセージが公開された。

劇場アニメ「若おかみは小学生!」は、9月21日から東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

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若おかみは小学生!

若おかみは小学生! 4

6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、祖母の経営する旅館”春の屋”に引きとられる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校先の同級生てライバル旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは、ひ...

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