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ニュース 2015年8月3日(月)19:00

「第9回 81オーディション」で過去最高2000人以上の応募者からグランプリが決定

「81オーディション」集合写真

「81オーディション」集合写真

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大手声優事務所の81プロデュースが、新人声優の発掘を目的とする「81オーディション」の最終選考を、8月1日に新宿明治安田生命ホールで開催した。本オーディションは、全国一般公開型で、審査の様子はバンダイチャンネル「みんなでストリーム」でも生中継された。

グランプリ受賞者は、81プロデュース付属の声優養成機関である81ACTOR’S STUDIOの特待生となれるほか、デビューを含めた声優活動の長期的なバックアップが約束される。9度目の開催となる今回の応募総数は2000名にのぼり、過去最高を記録した。

MCを務めるのは81プロデュース所属の声優・原紗友里と駒田航。原は第2回、駒田は第5回のグランプリ受賞者で、オーディションの進行をしながらも審査を待つ出場者たちへ励ましの言葉を送った。

最終選考に残った22名の候補者たちは、約5分の持ち時間を使い、自己PR、セリフ・ナレーション課題、歌唱、掛け合いセリフ、質疑応答の順番で審査を受けていた。

途中のトークステージには、生中継のMCをしていた声優・西山宏太朗上田麗奈が登壇。西山と上田も本オーディションの出身者であり、原と駒田を交えて自身らが審査を受けた当時の思い出を語った。

グランプリに輝いた新津実稀奈(左)と江田拓寛(右)

グランプリに輝いた新津実稀奈(左)と江田拓寛(右)

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オーディションの結果、江田拓寛と新津実稀奈がそれぞれグランプリに輝いた。演技経験がまったくないという江田は、全国大会で準優勝したというガンスピン(リボルバーピストルを指で回転させるテクニック)や、西部劇を連想させる早撃ちを披露して自己PR。新津はi☆Risの「ドリームパレード」を振り付きで歌いきったが、ダンスはPVを見て独学で身につけたとのこと。

江田は「このような舞台に立て、素敵な賞までいただけて嬉しい気持ちと感謝の気持ちで一杯」と受賞の感激を語り、新津は「声優を目指し始めた時からこのオーディションをずっと目標にしていたので、本当に嬉しい。この賞を新たなスタートラインにしてがんばりたい」と意気込みを表明した。

特別賞を受賞したのは、松井梨央奈、宮城一貴、向井莉生ら3名。松井は候補者中最年少の16歳ながらもプレゼンテーションの全国大会への出場経験があり、落ち着きのあるパフォーマンスを披露。宮城は独学で身に付けたラップで自己紹介をするなどユニークなPRを行ない、歌唱審査では、抜きん出た音楽センスで会場の注目を集めた。向井は自己PRで「体は小さいけれど、しっかりした声が出せる」と長所をアピールし、審査員からも、その声の伸びやかさや艶について高い評価を受けていた。

主催の81プロデュースが選出したグランプリと特別賞のほかにも、協賛企業や関係者からそれぞれに賞が贈られた。グランプリの江田が文化放送賞、小学館賞、長崎音響監督賞を、同じく新津が文化放送賞、スタジオディーン賞、長崎音響監督賞を受賞。宮城がJOYSOUND賞、松井がサミー賞、向井がサミー賞、MiMi賞と複数の受賞が目立つなか、今城沙耶が小学館賞、野澤慧がスタジオディーン賞を獲得し、オーディションは幕を閉じた。

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