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インタビュー 2016年5月19日(木)20:00

浪川大輔&堀内賢雄が語る劇場版「牙狼〈GARO〉 -DIVINE FLAME-」 完成度の高さは「これ以上ないパーフェクトな作品」 (2)

――劇場版スケールですか。ホラーの巨大さ、強大さを含めたアクションシーン全般が、銀幕にふさわしいものになっているんですね。ほかに、劇場版ならではの見どころはありますか?

(C) 2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社

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浪川:レオン(牙狼)が持つ牙狼剣の大きさも、劇場版スケールです(笑)。剣を敵に刺している間「うおぉぉぉぉ!!」って叫ぶんですが、剣が大きいので、いつまでたっても叫びが終わらない。「まだ刺すの!? こっちが窒息死しちゃうよ!!」って(笑)。ぜひ注目していただきたいですね。

堀内:それを言うなら、お約束のヘルマンがレオンに蹴り落とされる谷も、ものすごく深くパワーアップしています(笑)。

浪川:そこですか!?

堀内:谷に落とされるのにも、多種多様な表現があるんだよ(笑)! ……そうしたコミカルなシーンを含め、すべての場面を、ヘルマンという男を表現するために、「伝わってくれ」という願いを込めて演じました。演じる側としても、お芝居しながら、しだいに物語の結末への(ヘルマンの心情の)動きがわかってくるのが、本当に切なかったですね……。

浪川:ホラーとの戦いの直後、ラストシーンのヘルマンのセリフと行動には感動しましたね。ヘルマンらしく、潔くカッコいい。

堀内:そこには色々な思いが込められていて、実際に何パターンも収録したんです。その中から、監督たちスタッフが選んでくれたものなので、僕自身、試写を見て「これがヘルマンなんだ」と、改めて納得させられましたね。

(C) 2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社

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浪川:僕は、テレビシリーズ最終話で誕生が明らかになった、ヘルマンとヒメナの息子のその後がずっと気になっていたので、そこがしっかりと描かれていることもうれしいですね。ヘルマンと息子ロベルトの関わり方には、特に注目していただきたいです。ほかにも、ラストでガロがとんでもないことになるんですが、テレビシリーズだときっと、画面からはみ出てしまうはず。劇場版だからこそ実現できたサイズ感は見ものです。細かいところでは、轟天が後ろ向きに走るシーンも好きです。レオンの操縦技術も、4年の間にパワーアップしたんでしょうか(笑)。

――それでは、今作のテーマと「牙狼」という作品の魅力について、改めて教えていただけますでしょうか?

浪川:今作は、登場するキャラクターそれぞれの愛情が、複雑に入り乱れている作品です。そのすべてがまっすぐというわけではなく、むしろまっすぐすぎたがゆえに、歪んでしまった愛情もある。でも、どれだけ歪んだ愛情だとしても、心情としては共感できるんですよ。まさに脚本の妙ですね。

堀内:愛情や絆といった“守るべきもの”は“守りし者”である魔戒騎士でなくとも、誰しもが持っているものですが、今作ではその絆のつながりが、ひとつはヘルマンの復活という形で現れています。ヘルマンがよみがえったのは、「ロベルトの顔を見せてあげよう」という、番犬所の粋なはからいによるものだと思うんですよ。一方、ダリオの側にも、事件を起こす動機として愛と絆がある。

浪川:レオンがダリオに「望むことは同じ」と指摘されるシーンがあるのですが、そういった側面も確かにあるんです。ただ、そのやり方が違うだけで……。

堀内:現実の戦争も同じです。誰もが、自分の“守るべきもの”のために戦っているはずなのに、傷つけあってしまう。善悪を超越したそれぞれの思いが伝わる、とても考えさせられる映画ですね。

浪川:ただ強くてカッコいい、という表面的なことだけでなく、もっと深いところ、普通のアニメでは描かないようなデリケートなところまで触れてくるのが「牙狼」シリーズのストーリーが持つ醍醐味ですね。見ていて胸を締め付けられるような、大人な感じが大好きです。

堀内:そう、「牙狼」は切ないんです。今作のロベルトももちろんですが、テレビシリーズからずっと、敵であるホラーまでもが切ない。人間の業や、さまざまな感情を背負った彼らの存在が、とても悲しくて……。そんな胸に迫る深みが「牙狼」というシリーズが持つ大きな魅力なんでしょうね。

――最後に、劇場へ足を運ばれるファンのみなさんにメッセージを。

堀内:今回の劇場版は、まさに総合芸術です。一切の妥協なく、すべてにおいて周到に作られており、試写を見ても「すげえな……」という感嘆の声しか出ませんでした。林(祐一郎)監督は天才ですね。ストーリーも80分という尺の中で、非常によくまとめられている。画面作りもていねいで、まるで美術館で一枚の絵画を見ているような、そんな印象すら抱いてしまいました。もしも点数をつけるなら満点。これ以上ないくらいパーフェクトな作品に仕上がっています!

浪川:変身や召還は現実離れした設定ですが、一方で、とてもリアルな感情からホラーが生まれ出るなど、誰もが共感できる、普遍的なテーマに目を背けず取り組んでいることが、10年もの長きにわたって「牙狼」というシリーズが、みなさまに愛され続けている理由なんだと思います。もちろん、特撮シリーズも限界ギリギリの挑戦をされていると思いますが、今回の劇場版では、アニメでしかできない表現をお見せできるはず。パワーアップしたレオンたちの戦いを、ぜひ劇場でご覧ください!!

――本日はありがとうございました。

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作品情報

牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-

牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME- 4

黄金騎士“牙狼”の称号を受け継いだレオンは、ヴァリアンテ王国王子アルフォンソと共に次代の騎士を育てていた。そんな折、レオン達に隣国ヴァゼルドに巣食う“最も美しい”と言われているホラーの討伐指令が...

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