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インタビュー 2016年10月21日(金)20:00

「angela」atsuko&KATSUが語る、今の原動力

「angela」atsuko&KATSU

「angela」atsuko&KATSU

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デビュー以来、13年にわたってアニメシーンを走り続けてきたアーティストangela。そんな2人が同じくアニソンアーティストとして活躍する「fripSide」とコラボレーションし、テレビシリーズ「亜人」のオープニングを歌うこととなった。今回は、そのコラボに至った経緯や、最新アルバム、及び自身初となる武道館ライブへの想いを中心に話を聞いた。

――最新アルバムのタイトルは「LOVE & CARNIVAL」ですが、この名前がついたきっかけから教えてください。

atsuko:「祭り」にしたかったという思いがあります。近年、アニソンライブやアニメイベントが増えていて、ライブハウスから始めたイベントも、アリーナクラスにまで大きくなったりしているのを見ると、祭りやイベントが求められているんだなと肌で感じます。そういう雰囲気のあるものをアルバムにできたら良いなと思い、テーマを決める時に「祭りしかありません!」と。そのことをプロデューサーとお話した時に、「atsukoさん、愛も大切ですよ」と諭されるように言われたんです(笑)。「確かに愛は不変だよね」とも思いましたので「愛と祭り」――「LOVE & CARNIVAL」となりました。

――アルバム中の1曲「是、夏祭り」は、三味線などを取り入れていますね。

atsuko:あれはKATSUさんが弾いたんですよ。

KATSU:そうなんです。三味線の元になっている、三線という沖縄の民族楽器を使っています。祭りがテーマということが決まり、いろいろ調べていたら、祭りは面白いということが見えてきた。そこで、「是、夏祭り」も和太鼓など日本の文化的なものを入れてみたんです。海外でライブすると分かるのですが、アニメに限らず、みんな日本の文化が大好きなんですよね。せっかく日本の文化に世界が注目しているのだから、お祭りをangelaなりにミックスしてみようとチャレンジしたんです。

――KATSUさんはもともと三線を弾いていたのですか?

KATSU:実は鷲崎(健)さんの影響なんです。ある日、文化放送のロビーで三線を持って来ていた鷲崎さんと会い、そこでちょっと教えてもらったんですね。それがきっかけで三線を沖縄に買いに行き、それ以降、趣味でやっていました。ただ独特の音階があったりして、意外とJ-POPに馴染ませるのは難しいのですが、今回は弾いてみたら意外といけました。

――10月23日(日)には日比谷野外大音楽堂でのライブ(angela Live Tour 2016「LOVE & CARNIVAL」)がありますね。このライブでも祭りがテーマになる予定なんでしょうか?

atsuko:なります! アルバムの曲を中心にやるのですが、そもそも祭りをフィーチャーした楽曲が多いですから。アルバムの曲を録音していた時から、すでにライブで歌った時の会場の様子が想像できていたんです。「この曲はみんなで手拍子しているな」といった絵が見えていました。

KATSU 普通はあまり、ライブパフォーマンスを考えて歌を作ったりはしませんよね。でも、今回のアルバムの曲はほとんどが、先にライブのイメージありきでした。だから、ライブはかなり面白いものになるんじゃないかなと思います。とはいえ、来ていただく方は難しく考えなくてもいい。「近所で盆踊りをやっているから覗いてみようか」ぐらいの感覚で来ていただければと思います。

――では次にお話をfripSideさんとのコラボレーションの方に振りたいと思います。今回、「亜人」の主題歌としてangela&fripSideという夢のコラボが実現しましたが、このきっかけはどういうものだったのでしょうか?

KATSU:ある日キングレコードの会議室に呼ばれて、プロデューサーに「angelaさんが、コラボするとしたら誰ですか?」と言われたんです。これまでも、アニソン業界男女二人組ユニットがほとんどいないという状況に引っ掛け、冗談交じりに「fripSideでーす!」と自分たちの紹介をしていたこともあって、「fripSideさんですね」と答えたら、プロデューサーも「そうですよね」と(笑)。その流れでNBCユニバーサルさんにお願いしたところ、今年になってからfripSideさんからOKが出たんです。

――元々、fripSide側と交流はあったのですか?

KATSU:satさんとはイベントでもよく会っていました。向こうもangela側を凄く意識していた部分があったようでした。Satさんから初めて自分に掛けてもらった言葉が「参考にさせてもらってます」でした(笑)。「Only my railgun」が出て直後くらいの時に、「あの曲凄いね、いつか一緒に何かやりたいね」といった話はしていたのですが、メーカーも違いますから。

atsuko:まさかこのタイミングでコラボできるとは、驚きました。それと、アニソン業界って女性が多いんですよ。そうすると、やっぱり男同士でつるみ始めるんですよね(笑)。

KATSU:年齢もノリも近いですし、お互い長くもがいて這い上がってきた人同士だったというところでも、凄く親近感を持ちました。「亜人」主題歌である「僕は僕であって」のレコーディングでは、satさんが得意なフレーズを作ってもらったり、アレンジを手伝ってもらいつつやりました。

atsuko:KATSUさんだけでは絶対入らないであろうフレーズが、「僕は僕であって」の中にあるんです。「コラボしたからこそ、こういうアレンジを入れてもらえたんだな」と思うと、私たちにとっても新鮮なんですよ。

KATSU:お互い手の内を全部見せたんです。そうしたら、こちらの作り方とは全然違っていて凄く勉強になりました。

イベント情報・チケット情報

angela Live Tour 2016「LOVE & CARNIVAL」【東京】 2
開催日
2016年10月23日(日)
時間
17:00開始
場所
日比谷野外音楽堂(東京都)
出演
angela

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  • 「angela」atsuko&KATSU
  • 5月21日、河口湖ステラシアターで行われたライブにて

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