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イベント 2016年11月6日(日)12:00

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」プレミア上映会開催 第5話「ルウム編」は2017年秋公開

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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」のプレミア上映会「赤の旋律」が、11月5日に東京オペラシティ コンサートホールで開催され、1300人のガンダムファンが同作の完成を祝った。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインを務めた安彦良和総監督による漫画のアニメ化作品で、第4話「運命の前夜」では、地球に向かったシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)と不思議な力を持つ少女ララァ・スンの出会いや、宇宙世紀史上初のモビルスーツ戦など、テレビシリーズ「機動戦士ガンダム」開幕前夜にあたるエピソードが描かれる。

上映会は、シャア・アズナブル役の池田秀一、ララァ・スン役の早見沙織、キシリア・ザビ役の渡辺明乃、ランバ・ラル役の喜山茂雄、セイラ・マス役の潘めぐみらによる朗読劇からスタート。パイプオルガンやピアノ、弦楽器による生演奏をバックに「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の物語を振り返った。

また、本編上映後には、キャスト陣に安彦総監督を交えてのトークコーナーが設けられた。シャアを演じた池田は、今作でのシャア&セイラ編4部作の完結について、「オーディションを受けて、(シャアの青年期である)エドワウ・マスも演じさせていただきましたが、安彦総監督が『新たなガンダムのスタンダードとなるだろう』と銘打った作品だけに、大きなプレッシャーがありました。『私にプレッシャーをかけるのは何者なんだ!?』……それは『THE ORIGIN』でした。無事完結を迎えられたことに、正直ホッとしています」と安堵のため息を漏らした。

シャア、ラル、黒い三連星がそろい踏みする、史上初のモビルスーツ戦について、喜山は「この5人なら負ける気がしない」と胸を張りつつも、「黒い三連星のヤクザ3人の勢いに引っ張られて(つい荒々しくなって)、『あなたは軍人のままで(演じてください)』とたしなめられてしまいました」と、収録時の舞台裏を明かした。ちなみに、上映会当日の11月5日は、くしくも喜山が演じたラルの命日だということで、ガックリと肩を落とす一幕も。

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また「ガンダム」シリーズファンにはおなじみの歌手・森口博子も登壇し、今作の主題歌「宇宙の彼方で」と、イメージソング「Day By Day…きっと」をライブ初披露。森口は「宇宙の彼方で」のレコーディング時を振り返り「とても難しい曲でしたが、安彦先生に『アナログ時代(出身者)の底力を見た』と言っていただけました」と会心の笑みを浮かべていた。

最後は、安彦総監督が第5話「ルウム編」が、2017年秋に公開されることを発表。「約1年間お待たせする形になってしまいますが、よりレベルの高い作品に仕上げるべく、がんばっています」と力強く宣言して、キャスト陣とともにステージを後にした。ひとり残った森口は「おかげさまで、『機動戦士Zガンダム』主題歌『水の星に愛をこめて』でのデビュー以来、歌手生活30周年。『ガンダム』に育んでいただき、ファンのみなさまと歩んできました。今回、こうして『ガンダム』の始まりを歌わせていただいたことに魂が震えます」と感慨を語り、一世を風びした、1991年作品「機動戦士ガンダムF91」主題歌「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」を歌いあげて、大盛況のうちに上映会の幕を閉じた。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」は、11月19日から2週間限定イベント上映。

作品情報

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜 8

「暁の蜂起」のあと、地球に向かったシャアは、不思議な力を持つ少女、ララァ・スンと出会う。一方、RX-78開発計画を推進するアムロの父テム・レイは、ジオンのモビルスーツ開発の重要人物、ミノフスキー...

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