「チェインクロニクル」アニメ第一章上映開始　石田彰が「やってくれた！」と太鼓判

初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣

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スマートフォン向けゲームアプリ「チェインクロニクル」のテレビアニメ版「チェインクロニクル ～ヘクセイタスの閃～」を全3章で劇場先行上映するイベント上映版の第一章が12月3日から公開され、新宿バルト9では、メインキャスト陣が登壇して初日舞台挨拶が行われた。

「チェインクロニクル」は、最果ての大陸ユグドを舞台に、暗黒の魔物「黒の軍勢」と、その脅威に対抗する義勇軍の戦いを描く物語。上映版の第一章はテレビ放送版第1～4話に相当し、若き隊長ユーリ率いる義勇軍が黒の軍勢を統べる黒の王に挑むも、この世のすべてを記した書物チェインクロニクルの半分を奪われて敗走するさなか、たった一人で黒の軍勢と戦う少年と遭遇する姿が描かれる。

舞台挨拶には、主人公ユーリを演じる石田彰、アニメ版新キャラクターのアラムを演じる山下大輝に加え、カイン役の豊永利行、マリナ役の内田彩、ミシディア役の今井麻美、ユリアナ役の小岩井ことり、ヴェルナー役の柳田淳一らが登壇。「本日の登壇陣の中でパーティを組むなら？」という質問に、石田は「映画を見て感じましたが、ユーリはいなくてもいいかな。あれだけ迷われると……。アラムは必須！　アラムにカイン、ヴェルナーを入れて、イケイケのパーティを組んで、力押しで行こうかと」と冗談交じりに回答した。

また、今作で豊永と今井が演じたカインとミシディアは、ゲーム版ではともに内田真礼がCVを、内田が演じるマリアナも佐倉綾音がCVを担当していたため、それぞれ役を受け継ぐにあたっては緊張を感じたのだという。一方、小岩井と柳田はゲーム版で演じた役での続投を喜び、柳田はユーリに泥を投げつける農民役も演じていることや、その役作りへのこだわりなどを明かした。そして、今作の見どころを問われた山下は「ザ・王道ファンタジー！　剣と魔法で戦うところがワクワクするし、先頭の派手さ、衣装の作りこみ、音楽の壮大さなど、見どころばかりです」とアピール。原作ゲーム版でも多くの役を担当している石田も、「ゲームをやっている方にはおなじみの『やってくれた！』という感じの演出が多く見られます！」と太鼓判を押した。

また、第一章の上映開始にあわせて、続く第二章のポスタービジュアルや予告編が公開され、ストーリーのあらすじも明らかになっている。第二章は2017年1月14日から、第三章は2月11日から公開となる。