2日間で計106曲　アニメ×音楽「MUSIC THEATER 2017」にT.M.Revolutionもサプライズ参戦！

春奈るな

イメージを拡大

アニメと音楽がコラボレーションする、ソニー・ミュージックグループのライブイベント「MUSIC THEATER 2017」が、5月27日と28日にさいたまスーパーアリーナで開催された。同イベントは、全演奏楽曲がアニメの主題歌や挿入歌で構成されており、各楽曲のバックには作品映像が上映され、それに合わせてアーティストがパフォーマンスを披露するという趣向で行われた。

両日ともに、LiSAの「Rising Hope」でスタートしたライブには、サプライズとして雨宮天もソロアーティストとしてステージに立ち、ソロデビュー曲「Skyreach」を披露。また、雨宮は声優ユニット・TrySaliのメンバーとしても、最新シングル「adrenaline!!!」を熱唱するなど会場を大いに沸かせた。そのほか「キルラキル」のGARNiDELiAや「楽園追放 ‐Expelled from Paradise‐」のELISA、「クズの本懐」のさユり、「亜人ちゃんは語りたい」の三月のパンタシアといったアーティストや、高垣彩陽や戸松遥などの声優、劇伴を中心に活躍する作曲家・澤野弘之によるプロジェクト・SawanoHiroyuki[nZk]などが登場。前半戦の幕は、FLOWが「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」のオープニング主題歌「風ノ唄」で引いた。

後半戦では「黒執事」のシド、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」の綾野ましろ、「機動戦士ガンダムUC episode6『宇宙と地球と』」のAimer、「アオハライド」のCHiCO with HoneyWorks、「冴えない彼女の育てかた♭」の春奈るならが歌唱する中、2組目のサプライズとして「ギルティクラウン」から生まれたEGOISTが映像で登場し、客席からは大きな歓声が巻き起こった。また「クオリディア・コード」のエンディング主題歌「clever」でコラボレーションを果たしたClariSとGARNiDELiAが、実際のステージで初共演を果たすという一幕も。さらに、ClariSとKalafinaが「魔法少女まどか☆マギカ」のオープニング、エンディング主題歌を立て続けに披露し、Kalafinaは「アルスラーン戦記」のエンディング主題歌「One Light」で、出演が発表されていたアーティストたちのトリを務めた。

幕を下ろしたかに見えたステージだったが、「機動戦士ガンダムSEED」の映像とともに、T.M.Revolutionがサプライズで登場。「INVOKE -インヴォーク-」をはじめとした「ガンダムSEED」関連楽曲3曲を歌いあげると、自身初のアニメソングである「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のエンディング主題歌「HEART OF SWORD ～夜明け前～」で、各日53曲、計106曲が披露された「MUSIC THEATER 2017」の真のフィナーレを飾った。