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インタビュー 2017年10月6日(金)20:30

「ナイツ&マジック」アディ役、エンディング主題歌「ユー&アイ」を歌う大橋彩香に聞く 作品のキャラクターを演じているからこそ歌える部分を武器に (2)

――エンディング主題歌「ユー&アイ」の歌唱を担当された「ナイツ&マジック」では、アディ役として出演もされています。どんな気持ちで、臨まれたのでしょうか。

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大橋:「ナイツ&マジック」は女性キャラが少ない作品でしたので、その中でアディは、ヒロイン的な立ち位置になるのかなと最初は思っていました。そのつもりで「いかにも女の子」という感じの役柄を作ってアフレコに臨んだら、「もう少し天真爛漫な感じで演じてください」とディレクションをいただきました。「精神年齢もそんなに高くなく、頭脳よりも感覚派みたいな感じ」だとも伺い、その辺りを意識して演じるようになりました。アディちゃんは主人公のエルくんのことが大好きで、「エルくん、エルくーん!」と言って常にそばにいますが、まとわりつきすぎて、うざったい感じにならないよう、その辺りのさじ加減にも気をつけました。

――本格的なロボットものに出演されることについては、いかがでしたか。

大橋:中学時代にハマッた「マクロスF」もそうでしたが、もともとロボットものは大好きで、普段からフィギュアを買ったりもしているんです。なので、エルくんの前世であるロボットオタクの倉田(翼)さんの気持ちはよく分かります(笑)。アディちゃんとして作品に飛び込み、4本の脚が生えているすごく不思議な形のロボット(ツェンドルグ)に、双子のキッドくんと乗ることができて夢みたいでした。

――エンディング主題歌「ユー&アイ」は、どんな気持ちで歌われたのでしょうか。

大橋:アディちゃんの気持ちが、ストレートにつづられた歌詞の曲だなと思いました。歌うニュアンスとしては、「コテコテの濃いラーメンのようといいますか(笑)、とにかく沢山(の要素を)いれていきましょう」というアドバイスをいただいて臨ませていただきました。

――「片思いポジティブ」が、楽曲のキーワードだそうですね。

大橋:エルくんは、シルエットナイト(幻晶騎士)にお熱で、なかなかアディちゃんのアプローチに気づいてくれない。そんな片思いの気持ちを歌っているのですけれど、アディちゃん自身はすごく前向きでポジティブなんですよね。「ああ、もうダメだあ」と諦めるのではなく、「いつかエルくんの隣を歩いてみせる!」という、恋する女の子の強さが現れた歌詞だなと。そうした凛(りん)とした部分を、歌で表現できたらいいなとは思いました。

――歌への気持ちの乗せ方は、キャラクターソングを歌われるときとは違うのでしょうか。

大橋:違いますね。今お話したようなことをそのままやると、キャラ寄りになりすぎてしまうんです。「ユー&アイ」は大橋彩香名義で出していますので、あまりキャラっぽく歌いすぎると、「アディ(CV:大橋彩香)」というCDになってしまいます(笑)。ですので、アディの気持ちに寄りそいつつも、そこになるべく自分らしさを盛り込むことに気をつけて歌わせていただきました。

――ご自身の曲にエンディングの映像がついたものを初めてみたとき、どう思われましたか。

大橋:「なんだか懐かしい!」と思いました。アディちゃんがずっと走っていて、途中からシルエットナイトも一緒に走り出して、最後はアディちゃんが転んで、手を差し伸べるのがエルくんという締めが最高すぎて、涙がでそうになりました。「エルくんの背中って、こんなにたくましかったっけ」とか色々思い出したりもして。本編もオープニングも素晴らしかったですし、「ナイツ&マジック」は懐かしさと王道がいっぱいつまった、ロボットアニメが好きな方にはたまらない作品です!

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作品情報

ナイツ&マジック

ナイツ&マジック 36

凄腕プログラマーにして重度のロボットヲタク、倉田翼。
異世界でエルネスティ(エル)として転生した彼は、運命を揺るがす事態に遭遇する。
「ロ、ロボットだぁ!」目の前に現れたシルエットナイトに心を奪...

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