藤田和日郎「からくりサーカス」TVアニメ化　主人公・才賀勝役を公募オーディションで決定

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「うしおととら」で知られる藤田和日郎氏の漫画「からくりサーカス」のテレビアニメ化が決定した。公式サイトでは、幕前で舞台劇の開幕を告げるミステリアスなピエロを描いたアニメビジュアルが公開されている。

同作は、「週刊少年サンデー」（小学館刊）で1997～2006年に連載された、累計発行部数1500万部を超える人気バトルアクション漫画。小学5年生の才賀勝は、大手家電メーカー・サイガ社の社長である父の死により莫大な遺産を相続し、異母兄弟から命を狙われるはめに。逃亡する中で勝は、他人を笑わせなければ呼吸困難を伴う痛みを感じるという奇病「ゾナハ病」に侵された拳法家・加藤鳴海と、懸糸傀儡（マリオネット）「あるるかん」を巧みに操る人形遣（つか）いの女性・しろがねに出会い、数奇な運命に巻き込まれていく。

藤田氏は「ついに！　ついに！　ついに！　『からくりサーカス』アニメ化！　ゲンサクシャは『やった～～！』と『え～!?　できないだろ～冗談やめろよ～！』の交差点でうろうろしてますな！　ブジできますように～～!!」とアニメ化決定の胸中を明かし、「いひひ、夢はかならずかなう！　暗黒の太陽の如き心で願ったワタシの望みが今現実のものに！　動いてるしろがねや勝、鳴海のアクションシーンをいっしょに楽しみにしようぜえ!!」とファンへのメッセージを送っている。発売中の「週刊少年サンデー」16号には、「からくりサーカス」と、連載中の「双亡亭壊すべし」のフルカラー描き下ろしコラボイラストが掲載されている。

また、主演となる勝役のキャストを決める一般公募オーディションが開催されることもわかった。プロ、アマチュア不問で、応募締め切りは4月30日。