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ニュース 2018年11月18日(日)19:00

映画「ドラゴンボール」第20作、武道館でド派手にプレミア ファン5000人が「かめはめ波!」

野沢雅子は「今までで一番良い」と太鼓判

野沢雅子は「今までで一番良い」と太鼓判

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「ドラゴンボール」の劇場版第20作となる「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」のワールドプレミアが11月14日、東京・千代田区の日本武道館で行われ、声優を務めた野沢雅子堀川りょう中尾隆聖島田敏久川綾古川登志夫宝亀克寿、主題歌を手がけた三浦大知、監督の長峯達也が舞台挨拶に出席した。

世界的人気を誇る原作同様、イベントは度肝を抜くスケール感で幕開け。“武道の聖地”にレーザー光線が飛び交うなか、総合格闘技のようなハイテンションの呼び込みに応じ、孫悟空役を担った野沢らが1人ずつ登場する。アリーナの中央を貫くレッドカーペットを歩き、「そろそろ、オラとやろうぜ!」(野沢)、「待たせたな。魔貫光殺砲!」(ピッコロ役・古川)などと叫ぶたびに、詰めかけたファン約5000人は熱狂的な歓声を上げた。ド派手な演出、そしてレジェンド声優たちの一挙手一投足に場内は興奮の坩堝(るつぼ)と化し、あまりの感激に泣き出す観客の姿も。改めて同シリーズの人気をうかがわせた。

客席の熱気を受け、野沢は「ただびっくりです。こんな場所、ありえない! すごく嬉しいです」と感無量の様子で、ベジータ役の堀川も「こんなにたくさん、『ドラゴンボールを』愛してくれている。こんなに嬉しいことはない」とクールに喜びを噛み締める。主題歌「Blizzard」を手がけた三浦は、声優陣と初対面を果たしただけに「震えています。みなさんの登場がかっこよすぎて、震えを抑えるので必死。世界中に愛されている『ドラゴンボール』に音楽で携われて、光栄です」と身を震わせていた。

今作は“宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人”をテーマに、悟空&ベジータ&ブロリー&フリーザの壮絶な戦いを描く。バトルシーンの出来栄えに称賛が集まっており、野沢は「びっくりするくらい素晴らしい。今までで一番良い。普段は脚本を読むと『だいたいこういう感じね』とわかるんですが、この作品はいい裏切りがある」と太鼓判を押し、「『バトルシーンだけなのかな』と思うほど、ずっとバトル。『セリフ、言った?』と思うくらい『ドワー! ドワー!』だった」と独特の表現でアピール。ブロリー役の島田は、アフレコ時のテンションを問われ「頭のなかを花火で例えると、最初は線香花火のよう。それがどんどん大きくなり、後半は『バンバンバンバン!』と、燃えました」と振り返っていた。

また、今作で初めて劇場版に参加したブルマ役・久川は、「大好きな鶴さん(2017年11月16日に亡くなった鶴ひろみさん)が築き上げた、大事なブルマを決して汚さないように、神聖な気持ちで演じました」としみじみ。フリーザ役の中尾は「今回もおいしい役をいただきました。目一杯、悪いやつをやらせていただきました!」と胸を張り、ファンの期待を煽った。

そして最後は、登壇陣が5000人とともに「か・め・は・め・波ー!」と絶叫。キャノン砲もぶち上がり、大盛り上がりのうちにイベントは幕を閉じた。「ドラゴンボール超 ブロリー」は、12月14日から全国で公開。

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映画 ドラゴンボール超 ブロリー

映画 ドラゴンボール超 ブロリー 12

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