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ニュース 2019年5月30日(木)20:00

「海獣の子供」公開記念で「鉄コン筋クリート」地上波放送 両作に出演の蒼井優からコメント

(C)2006 松本大洋 / 小学館、アニプレックス、アスミック・エース、Beyond C、電通、TOKYO MX

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STUDIO4℃制作の劇場アニメ「海獣の子供」が6月7日に公開されることを記念し、同スタジオが2006年に手がけた「鉄コン筋クリート」の地上波放送が決定した。2日午後7時からTOKYO MXでオンエアされる。

鉄コン筋クリート」は、1993年~94年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載された松本大洋氏の漫画を、後に「夜明け告げるルーのうた」を手がけることになる湯浅政明監督がアニメ化した作品。ヤクザがはびこる“宝町”を舞台に、町中を飛び回る“ネコ”と呼ばれる少年クロとシロが、レジャー施設“子供の城”建設にまつわる巨大な陰謀に巻き込まれながらも、たくましく生き抜いていく姿を描く。二宮和也がクロ役、蒼井優がシロ役で声優に初挑戦し、第31回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞ほか国内外の映画賞を多数受賞した。

地上波放送の決定にあたって、同作で主演を務め、「海獣の子供」では主人公の母親・安海加奈子を演じる蒼井からのコメントも公開された。「シロ役で初めて声優のお仕事をいただき、『声だけでキャラクターに感情をのせる難しさ』『引き受けた責任の重さ』『実写では声の掛からない役を演じられる喜び』を知りました」と初めての声優経験を振り返り、「4℃作品を語るのは恐れ多いですが、画の滑らかさ、ダイナミックさ、そして、アニメーション作りの喜びが作品にも現場にも溢れているところが、『鉄コン筋クリート』と『海獣の子供』の共通点だと思います」と10余年を経ても変わらないSTUDIO4℃の制作理念を讃えている。

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