「モンスター娘のお医者さん」20年にTVアニメ化　監督は「ラブひな」「ゼロの使い魔」の岩崎良明

原作ライトノベルはモンスター娘の生態に迫るメディカルファンタジー

(C)折口良乃・Z トン／集英社・リンドヴルム医師会

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折口良乃氏（著）とZトン氏（イラスト）による人気ライトノベル「モンスター娘のお医者さん」が、2020年にテレビアニメ化されることが決定した。

本作は、魔族と人間がともに暮らす街リンド・ヴルムを舞台に、新米医師グレンが、モンスター娘たちを診察するメディカルファンタジー。若くして診療所を任されるほど優秀な魔族専門の医師グレンは、マーメイドのエラを奥まで診察、フレッシュゴーレムの太ももを縫合、ハーピーの産卵の手伝い、ドラゴンの鱗をすみずみまで触診するなど患者たちを全力で診察するあまり、いつも“きわどい診察”“あぶない雰囲気”になってしまう。

スタッフは、「ラブひな」「ゼロの使い魔」の岩崎良明監督をはじめ、シリーズ構成を「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の白根秀樹、キャラクターデザインを「ギルティクラウン」「ID-0」のアニメーションキャラクターデザインを担当した加藤裕美が務め、アニメーション制作は「ぼくたちは勉強ができない」のアルボアニメーションが担う。

折口氏は、「アニメ化にあたり大変驚いております。ニッチな需要を極めた末に生まれたようなこの作品が、まさかアニメ化するとは！　自分の書いたモン娘がどのようにアニメで動くのか、今からとても楽しみです。全人類がモン娘好きになるその日まで、私も原作や、アニメに関わるお仕事を頑張りたいと思います」と喜びを述べ、Zトン氏は「人外娘を描き続けてはや10年……。ついに政府は人外娘が一般性癖である、という事実を認めたようで、このたび晴れてアニメ化の運びとなりました（嘘です。原作のお力です！）。とはいえ、彼女たちが人じゃないから好きになったわけではありません。好きな人が人でなくてもはばかることなく愛を表明できる、そんな時代が来たということ。そして本作は、そんな時代のお話です。ぜひお楽しみください！」とコメントを寄せている。