2020年1月29日（水）22:00

北村匠海「とんかつDJアゲ太郎」でコメディ初挑戦　山本舞香、伊藤健太郎、伊勢谷友介ら共演

北村匠海が“とんかつ”も“フロア”もアゲる男を目指す！

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俳優の北村匠海が、人気ウェブコミックを映画化する「とんかつDJアゲ太郎」で主演し、コメディに初挑戦していることがわかった。山本舞香、伊藤健太郎、伊勢谷友介らが共演し、「チワワちゃん」の二宮健監督がメガホンをとった。

イーピャオ氏が原案、小山ゆうじろう氏が漫画を手掛け、「少年ジャンプ＋」に連載された伝説のギャグ漫画が原作。とんかつ屋の跡取り息子がクラブミュージックに魅了され、“とんかつ”も“フロア”もアゲる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す、抱腹絶倒のコメディを紡ぐ。2015年には「少年ジャンプ＋」で初めて単行本化され全11巻を刊行し、16年4月にはテレビアニメ化も実現。実写映画版ではフジテレビが製作、ワーナー・ブラザース映画が配給を担う。1月21日に映画化始動が発表されると「Yahoo！リアルタイム検索ワード」で1位となり、SNS上に「待ってました！」「キャストはいったい誰なんだ？」など続報を期待する声が溢れた。

「サヨナラまでの30分」が公開中の北村が、勢いと勘違いで突き進んでいくお調子者・アゲ太郎を演じる。かねて原作の大ファンだったといい、「アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて……と、最初は戸惑いました。バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした」と奮闘ぶりをにじませた。

「東京喰種　トーキョーグール【S】」の山本は、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・服部苑子役。「アゲ太郎みたいな不器用な男の子を助けてあげる優しさがあり、場を明るくする子だなって思ったので、笑顔を大事に演じました」と役どころを語った。「今日から俺は!!劇場版」が控える伊藤は、アゲ太郎のライバルで、IT企業社長でありながら人気DJでもある屋敷蔵人（やしき・くらうど）に扮する。「17、8歳から『売れような』って切磋琢磨してきた匠海とこんないい形で共演できたことは夢のようです」と、プライベートでも親交のある北村との共演を喜んだ。

アゲ太郎の師匠となるDJオイリーこと尾入伊織役を務めるのは、「翔んで埼玉」の伊勢谷。「なにか没頭できるものをみつけ、パワフルに人生を広げていく若者たちの姿をみることは、それだけでとてつもない幸福感や高揚感を与えてくれる。そのことに、この作品で改めて気づかされました」と胸中を明かす。二宮監督は、「グルーヴ感MAXのキャストたちが、アゲ太郎ワールドの中で、未だ見せたことのなかったコメディセンスをアゲアゲのサクサクで炸裂させてます。揚げたてで早くお届けしたい」とアピールした。

さらにアゲ太郎の友達で、それぞれ家業の3代目であるという「三代目道玄坂ブラザーズ」のメンバーには、加藤諒（室満夫役）、浅香航大（夏目球児役）、栗原類（白井錠助役）、前原滉（平積タカシ役）が結集。アゲ太郎の家族で、老舗とんかつ屋「しぶかつ」を営む勝又家を、ブラザートム（父・揚作役）、池間夏海（妹・ころも役）、片岡礼子（母・かつ代役）が体現する。

「とんかつDJアゲ太郎」は、6月19日から全国で公開。