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ニュース 2020年6月7日(日)22:00

キングコング西野亮廣「映画 えんとつ町のプペル」完成前に、脚本全て読み聞かせ!? 6月20日に限定配信

クラウドファンディング支援者へのリターンとして企画されたイベント

クラウドファンディング支援者へのリターンとして企画されたイベント

(C)Akihiro Nishino/Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.
(C)AKIHIRO NISHINO, GENTOSHA 2016

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お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が、12月に公開を控える劇場アニメ版「映画 えんとつ町のプペル」の完成前に、映画オリジナル脚本を読み聞かせするオンラインイベントを開催することがわかった。全国各地の子どもに関連する団体に、本作の前売券をプレゼントすることを目的としたクラウドファンディング()支援者へのリターンとして、6月20日に限定配信。映画完成前に本編全てを読み聞かせるという、異例の試みとなる。

プロデューサーを務めた西野を中心に、33人のクリエイターが手掛けた原作絵本(2016年刊行)は、緻密に表現された世界観と、大人も泣ける物語が人気を集めた。当時、絵本が高くて買えないと言う子どもたちの要望に応え、全ページをウェブで無料公開するという異例の仕掛けも話題となり、44万部を超える大ヒットを記録した。黒煙に覆われ、空を閉ざされた“えんとつ町”に住む、父親を亡くした少年ルビッチと、ハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペルの交流を描いた。西野が製作総指揮と脚本を務める劇場版では、「海獣の子供」「ハーモニー」の「STUDIO4℃」がアニメーション制作を担当し、絵本では描かれていないストーリーも展開する。

現在、「日本中の子どもたちに映画をプレゼントしたい!」という思いでスタートしたクラウドファンディング企画が進行中。2月26日~4月26日に実施された第1弾では、1万3319人のサポーターから3200万円を超える支援金が寄せられた。6月18日まで実施される第2弾でも、支援金額に応じて様々なリターンが用意されている。1800円(税込)の支援で、全国の子どもたちに前売券がプレゼントされるコースでは、「キンコン西野が映画のストーリーを自宅寝室からオンライン配信で全て喋る会」と題したイベントを視聴することができる。

西野は「多くの表現者は、いわゆる『ネタバレ』というものを嫌いますが、『えんとつ町のプペル』という作品は、絵本にしても、個展にしても、ミュージカルにしても、お客さんと一緒に作って、お客さんと一緒に育ってきた背景があります」と振り返る。「そんな中、『映画 えんとつ町のプペル』だけ『完成をお楽しみに』としてしまうのは、一本筋が通っていないなあと思いまして、『ストーリーを先に知りたい人』は知れる環境をご用意させていただきました」「映像化前。一足先に秘密を知りたい方は、この機会に是非」と呼びかけた。

映画 えんとつ町のプペル」は、20年12月から全国で公開。読み聞かせのオンラインイベントは、6月20日の午後7時~午後20時30分に、クラウドファンディング支援者に限定配信される。

作品情報

映画 えんとつ町のプペル

映画 えんとつ町のプペル 2

厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノの息子・ルビッチは、父の教えを守り“星”を信じ続け...

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