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インタビュー 2020年7月6日(月)19:00

松岡禎丞&茅野愛衣「SAO アリシゼーション WoU」最終章に込み上げる思いと寄せ合う信頼 (2)

茅野が見つめるアリスの“不安定さ”
松岡はキリトと脳内会議?

――《アリシゼーション》編では、キリトの心が折れ、心を失ったりと、これまでにない一面が描かれました。そういったなかで、松岡さんとしてはキリトに対して新たな発見や驚きはありましたか?

松岡 それが不思議なことに、キリトが14歳の頃からずっと一緒にやってきたので、「こいつこんなだったの!?」というのがないんです。8年間くらいずっと一緒にやってきたので、全てが延長線上なんですよね。無理がないというか。頭のなかでキリトとディスカッションしても「ここはいくよな?」「いかなきゃだめでしょ!」みたいな。

茅野 キリトとの脳内会議?

松岡 そう脳内会議(笑)。「ここなんか変なところある?」「いや俺もこうだと思うよ」みたいな感じなんです。

――一方のアリスは、回を追うごとに存在感が増していきましたが、演じる茅野さんにプレッシャーはあったのでしょうか。

(C) 2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

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茅野 不安でした。アリス自身も、自分が何者かわからない、自分は“本物”なのかがよくわからないという、すごく不安定な状況に置かれています。そういう役柄を演じているからなのか、私もすごく不安な気持ちになって。でも、その「つかみきれない」というのが大切だと思っています。「役をつかむ」という話がよくでますが、アリスの場合はつかんじゃいけないという感じがしていて。アリス本人が自分のことをわかっていないので、その不安定さがアリスらしさなのかなと感じるようになりました。

――松岡さんの「心を空っぽの人を演じるのが初めてだった」という話と、今の茅野さんの「役をつかんじゃいけない」という話、どことなく共通するものを感じます。

茅野 松岡くんとはいろんな作品でご一緒していますが、こういう立ち位置、こういう状況に置かれた役で共演することってあまりないよね?

松岡 確かに。

作品情報

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2ndクール

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