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ニュース 2021年9月27日(月)22:00

「KAPPEI」まさかの実写映画化 平野隆プロデューサーが初監督

まさかの実写映画化決定!

まさかの実写映画化決定!

(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルCOMICS)

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「デトロイト・メタル・シティ」や「みんな!エスパーだよ!」などで知られる若杉公徳氏のギャグ漫画「KAPPEI」が実写映画化されていることが明らかになった。ヒット作を数多く手がけてきた平野隆プロデューサーが、初めて監督に挑戦。既に撮影を終えている作品のタイトルは「KAPPEI カッペイ」となり、「翔んで埼玉」や「かぐや様は告らせたい」シリーズの徳永友一が脚本を執筆している。

原作は2011~14年、若杉氏が「ヤングアニマル」(白泉社刊)で連載していたギャグ漫画で、既刊6巻の累計発行部数は35万部(紙および電子版含む)。ノストラダムスの大予言を信じ、来るべき世界滅亡から人類を守るために俗世間から遠く離れた場所で厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいた……という設定。しかし時は2022年、一向に世界は滅亡せず、強力無比な殺人拳「無戒殺風拳」を会得したのに活躍の場を与えられずにいた戦士たちに対し、師範は「解散っ」と言い放つ。これは需要が全くなく、社会常識もない戦士たちが、大都会・東京で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤など、遅すぎた青春を描く。

メガホンをとった平野監督は、これまでに「黄泉がえり」「余命1ヶ月の花嫁」「64 ロクヨン 前編/後編」「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」「糸」など、数多くのヒット作をプロデュースしてきたが、ずっと挑戦してみたいと思っていたコメディ作品で初めて監督を務める。脚本の徳永は「電車男」を皮切りに長らく連続ドラマを主戦場としてきたが、「翔んで埼玉」以降は映画の脚本も積極的に手掛けている。

ヒットメイカー2人が最強タッグを組んだことで、コメディ要素だけでなくアクション、ラブストーリーはもちろん、歌やダンスやパロディも盛り込まれた作品となりそうだ。豪華な面々が結集したキャストも、後日発表されるという。映画は、22年春に全国で公開。

平野監督と原作の若杉氏のコメント全文は、以下の通り。

■平野隆監督

原作は時にニヤニヤし、時に爆笑し、時に勝平と一緒に切ない気持ちになりながら読みました。
登場人物全員が純粋でキュートで、窮屈な現代社会の枠を悠々と超えていくその姿に笑いが溢れ出しました。そして「こんなクレイジーで規格外なラブコメは見たことがない。若杉先生は天才だ!」と映像化に猛進しました。 少年の頃からビリー・ワイルダーや、メグ・ライアンのロマンティック・コメディを貪るように観て、「アニマル・ハウス」や「マイナー・ブラザーズ 史上最大の賭け」などのスラップスティックコメディに感動してしまう私は、勿論この物語の登場人物達に心奪われました。
今回、同じような思いを持ったすごいキャストが集結してくれました。乞うご期待!
大人達が本気で馬鹿をやったらどれだけのパワーがあるか、観て下さる方々が全力で「くだらねぇ?!」と声を上げてしまうような映画を、来年春にお届け致します。

■若杉公徳(原作者)
終末の世の中に人類を滅亡から防ぐため殺人拳を身につけたが終末が来なかった、そんな需要がない主人公の作品「KAPPEI」にこんなドデカい需要があった事がまずとても嬉しいです!
撮影現場にも見学に行き、勝平をはじめ、終末の戦士達が動いているだけでとても面白く、ワクワクしました。勝平の友達になる大学生キャストの皆さんも素敵でした。
早く劇場で観たいです!

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