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ニュース 2021年12月14日(火)21:00

「シン・ウルトラマン」2022年5月13日公開決定 主人公の名前は神永新二

ついに公開日が決定!

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庵野秀明が企画・脚本を手がける「シン・ウルトラマン」が2022年5月13日に劇場公開されることが明らかになった。配給の東宝が12月13日、都内で行われた「TSUBURAYA CONVENTION 2021 SPECIAL PROGRAM」(円谷プロ・ラインナップ発表会)で発表し、主人公“ウルトラマンになる男”を演じる斎藤工、メガホンをとる樋口真嗣監督が出席。主人公の名前が「神永新二(かみなが しんじ)」であることも発表され、演じる斎藤は「樋口監督のお名前でもあるし、“しんじ”はとても特殊で意味のある名前。ようやく名乗れて、ウルトラマンになる男から脱することができる」とファンに報告した。

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日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野氏と樋口監督が再タッグを組み、世界観を現代社会に置き換えて再構築した。当初は2021年初夏の公開が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、製作スケジュールに影響が出たため、新たな公開時期が調整されていた。

すでにキャスト陣はクランクアップを迎えているが、「パンデミックを経て『シン・ウルトラマン』は進化を続けている。終わりではなく、今も共存している感覚がある」と斎藤は深い思い入れ。一方、樋口監督は「完成しているのに公開できないと思われているが、それは大きな誤解。まだ、完成していません。まだまだ作っています」と現状を説明し、「それでも完成させなければいけない。なぜなら、公開日が決まっているから(笑)。お待たせしたかいのある作品になるべく、今もスタッフが働いている。年末年始もなくなりそう」と完成への執念を見せた。

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また、ティザービジュアルに登場していた3点のアイテムはそれぞれ、ベーターカプセル、ドッグタグ、神永が所属する組織のマークのピンバッジであることも明らかに。この日、公開された新たな特報映像には、光線を放出するウルトラマンの姿が登場し、樋口監督は「(光線が)何かは言えないが、まあ見ての通り」と言葉を濁した。

会見には初代ウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏も駆けつけ「あれから55年。現場には僕も含めて、ウルトラ愛の強いスタッフ、キャストがたくさんいました。今回の『シン・ウルトラマン』も愛と夢と希望を持たせてくれる作品だと思います」と完成に期待を寄せていた。

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「シン・ウルトラマン」は、2022年5月13日に公開される。斎藤演じる主人公の相棒を長澤まさみが演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司が共演。劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。

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