「異世界おじさん」22年放送決定、主人公・おじさん役に子安武人　福山潤、小松未可子らも出演

(C)殆ど死んでいる・KADOKAWA刊／異世界おじさん製作委員会

イメージを拡大

テレビアニメ「異世界おじさん」の放送時期が2022年に決定した。子安武人、福山潤、小松未可子らメインキャストやスタッフの顔ぶれも明らかになり、キービジュアル第1弾が公開されている。

同作は、「殆ど死んでいる」氏によるファンタジーコメディ漫画（KADOKAWA刊）が原作。昏睡状態だった17年間を剣と魔法の異世界で過ごしていたという“おじさん”が、甥のたかふみを相手に、何もかもうまくいかなかった日々を語りつつ、現代社会に順応していこうとする。

子安がゲームマニアのおじさん役で主演を務め、福山はおじさんが修得した魔法でひと山当てようと目論むたかふみ役を担当。小松がたかふみの幼なじみである藤宮澄夏を演じる。また、異世界でおじさんに密かな恋心を寄せていたツンデレなエルフ役を戸松遥、部屋に引きこもって心を閉ざしていたが、おじさんとの出会いにより人生を狂わされる“氷の一族”の末裔の少女メイベル役を悠木碧、駆け出しの冒険者だったが、おじさんの都合と大人の事情で、身の丈に合わない称号を得るアリシア役を豊崎愛生が務める。

キービジュアル第1弾には、ポーズをとってメガネを光らせるおじさんと、彼が異世界で出会うエルフ、メイベル、アリシアの姿が描かれている。

監督には「青の祓魔師 京都不浄王篇」（副監督）の河合滋樹を迎え、シリーズ構成・脚本を猪原健太、キャラクターデザイン・総作画監督を大田和寛が担当する。アニメーション制作は、Atelier Pontdarcが行う。

また、おじさんが愛してやまないゲームメーカー・SEGAの公認によるスペシャル映像が、12月25日にYouTubeで公開される。アニメ化をきっかけにセガ本社に呼び出されたおじさんが、SEGAの看板キャラクターと対面する内容になるという。

キャスト、スタッフからのコメント全文は以下のとおり。

【子安武人（おじさん役）】
ついに私、子安武人も主人公として異世界に行くことになりましたー!!
やったぜ！　これであんなこともこんなこともし放題の無双パラダイス！
うひょーたまらん!!
え!?　もう帰ってきてる？　え!?　どゆこと？　おじさん？　美形じゃないの？
嘘―!!　俺の知ってる異世界モノじゃないじゃーん!!
何このアニメやば過ぎー!!

【福山潤（たかふみ役）】
「異世界おじさん」たかふみ役の福山潤です。
異世界から帰ってきた、おじさんとたかふみの可笑（おか）しな日常と、おじさんの異世界ライフはハートフルとコメディとアクションとが共存する素敵なひと時を皆さまに楽しんでいただけるはず！　お楽しみに！！

【小松未可子（藤宮役）】
異世界に行く人たちは数々見届けてきたのですが、異世界から戻ってきたおじさんを見守るお話は初めてです！
ゲームの話題も豊富に出てくるので、たまらなく刺さるお話も多いのではないでしょうか。
そして登場人物はひとクセもふたクセも、さんクセくらいあるツワモノ……いえキワモノだらけです。
私の演じる藤宮澄夏ちゃんも、普通の可愛らしい女子大生かと思いきや……!?　お楽しみに！

【戸松遥（エルフ役）】
主人公が異世界から帰ってきたおじさんというコンセプトという時点であまりにも面白く、原作を読んでいつも爆笑させていただいています（笑）。
ツンデレなエルフの役ということで、とてもわかりやすくて可愛い子なので、彼女の魅力を引き出せるよう精一杯演じていきたいと思います。

【悠木碧（メイベル役）】
初回のアフレコで、全力暴走する先輩方をみて、覚悟を決めたのを覚えています。
私もゲーム大好きなので、ゲームへの熱意とゲームに教わったことで自分が構成されているおじさんに共感できるんですが、果たして共感できるのがおじさん側で良かったのかは、最後まで走り抜けた後に考えたいです。
ともあれ、精一杯メイベルを演じさせていただきます。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。

【豊崎愛生（アリシア役）】
原作のいまだかつてない独特の世界観と、おじさんの存在感に衝撃を受けました……！
唯一無二の輝きを放つ素敵な作品に関わることができて、とても光栄です！
アリシアは神聖魔道士の女の子。
おじさんの異世界での冒険を彩る明るいキャラクターになるように、楽しくにぎやかに演じさせていただいています。
アニメになって動きだすおじさんの物語を、ぜひお楽しみに！

【河合滋樹（監督）】
アニメ業界という異世界に転移して、二十数年。
私もいくつか魔法が使えるようになりました。
今回は、みなさんを笑顔にする魔法をかけたいと思います。
（効き目には個人差があります。大爆笑の恐れがあるかも）
ラールラルラ ラーズアイル ユールエルラン！

【猪原健太（シリーズ構成・脚本）】
おじさんとは同年代ということもあり、とても思い入れのある作品です。
これまでにも何本かの異世界作品に関わらせてもらった身として、おじさんの熱いSE○A愛に負けないよう、全力で脚本作業にあたらせていただきました。
おじさんな方も、そうでない方も、ぜひご覧ください。

【大田和寛（キャラクターデザイン・総作画監督）】
おっさんであるメインスタッフ一同頑張ります。