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ニュース 2022年2月4日(金)22:00

2人の男と1人の女が孤島で共同生活 山本直樹「ビリーバーズ」城定秀夫監督が実写映画化

「ビリーバーズ」ティザービジュアル

「ビリーバーズ」ティザービジュアル

(C)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会

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カリスマ的人気を誇る漫画家・山本直樹が独創的な感性と世界観で「カルト」の世界に切り込み、人間の欲望をあぶり出した問題作「ビリーバーズ」(小学館刊)を、「アルプススタンドのはしの方」「女子高生に殺されたい」の城定秀夫実写監督が実写映画化、今夏公開されることがわかった。

ある孤島で生活をする2人の男と1人の女の謎の関係を描き、過激な内容ゆえ映像化不可能とも言われた問題作。原作の長年のファンである城定監督が、その世界観へ最大限のリスペクトを込めながら脚本を執筆、絡みつくような官能美に、乾いたユーモアとバイオレンスを交え、唯一無二の映像世界を作り上げた。キャストは2月以降発表される予定だ。

(C)山本直樹・小学館

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男の1人は「オペレーター」、女は「副議長」、もう1人の男は「議長」と互いに呼び合い、揃いのTシャツを着ている。「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送り「安住の地」へと旅立つ日に思いを馳せていた。朝の瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を送る。それらすべてが、性欲や過度な食欲に物欲といった俗世の汚れを浄化し「安住の地」へ出発するための修行なのだ。だが、飢えとの戦い、突如現れた外界からの侵入者、ほんの僅かなほころびは、徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆく。2022年夏、テアトル新宿ほか全国公開。

▼コメント

■漫画家・山本直樹
僕の原作を城定監督がどう料理してくださったのか、楽しみです。
20年以上前に描いたマンガですが、カルトの問題も21世紀にはネット上の陰謀論などに形を変えて、今も古びてない話だと思います。早く観たいです。

■城定秀夫監督
山本直樹漫画は自分のエロス表現の根源であり、「ビリーバーズ」の映画化は長年の夢でありました。
普段は受け仕事一辺倒の自分が自ら企画を提案し、一気に脚本を書きあげたのが四年前。あらゆる艱難辛苦を乗り越え、奇跡的なキャストを得て、この度ようやく実現させることができました。渾身の一作です!

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