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イベント 2022年3月10日(木)20:00

古谷徹、武内駿輔、安彦良和監督「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」にかける思い明かす 新ビジュアルもお披露目

ザクの日に安彦良和監督、古谷徹、武内駿輔が会見

ザクの日に安彦良和監督、古谷徹武内駿輔が会見

(C)創通・サンライズ

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3月9日の「ザクの日」に劇場アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のスペシャル会見が行われ、キャストの古谷徹(アムロ・レイ役)と武内駿輔(ククルス・ドアン役)、安彦良和監督が出席。会見内で、2枚の新ビジュアル、特報映像(https://anime.eiga.com/news/115519/)が初披露された。

本作は、1979年放送の「機動戦士ガンダム」でアニメーションディレクターなどを務めた安彦良和が監督を務め、異色のエピソードとして知られる同作の第15話「ククルス・ドアンの島」を新たな切り口で再度映像化する。

(C)創通・サンライズ

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原作となった第15話「ククルス・ドアンの島」は、ファンの間では“神回”と言われるエピソード。古谷は映画化を知った際の心境を、「放送当時、ファンの方の間で話題になった素敵なストーリーの回だったので、現代の技術を駆使して、映画としてよりクオリティの良い作品になるんだなとワクワクしました」と振り返る。

(C)創通・サンライズ

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会見当日の朝に出演が発表され、大きな注目を集めている武内は「オファーをいただいた際、主演の一人とおうかがいしたので、ガンダムに乗れるかと思っていたら、まさかのザクだったの驚きました。逆にザク乗りという肩書きを語れるのはなかなか無い機会なのでうれしかったです」と出演の喜びを語る。

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一方の安彦監督は、映画化の経緯を問われると「自分に聞きたいくらいです(笑)」と冗談まじりに答え、「簡潔に伝えると『偶然と必然が絶妙に絡み合って、映画化しよう』ということになりました。サンライズの新旧2人の社長さんがたまたま一緒の場にいるところで直接申し出て、その場でお受けいただきました。制作は順調で、このあいだダビングを終わらせたので、もうすぐ完成です」と制作状況を明かした。

会見では、「ホワイトベースクルーが勢ぞろいしたビジュアル」と「異形のザクとガンダムが対峙しているビジュアル」という2種の新ビジュアルも初披露され、登壇陣がその印象を語る一幕もあった。

(C)創通・サンライズ

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古谷「懐かしいですね。手を上げているところとかテレビシリーズのオープニングでも出てきますしね……ひと目で安彦さんのキャラクターだなって感じます」

武内「昔ながらのデザインではあるけれど、令和で改めて見てみてもやっぱり良いなと思える、魅力的なキャラクターたちの全てが詰まっているようなビジュアルだなというふうに思います」

(C)創通・サンライズ

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武内 「あえてザクが前に来ているのが、メッセージ性を感じます。ドアンザク独自のデザインや変更点がよく見えるようなビジュアルで、昔から変わらない、でも変わっているんだなと感じました」

古谷「雷鳴が激しい戦いを象徴していますね。これを見ているだけで、ドアン強いじゃんて思ってしまいます」

「ザクの日」のフィナーレを飾った本会見。古谷は「僕が劇場で15歳のアムロを演じるのはこれが最後になるのかもしれません。この映画でイキイキと動いているアムロ、僕の声を皆さんの中にとどめておいていただきたいです」と熱弁。安彦監督も「古谷さんが最後かもしれないのと、同じように僕にとってのガンダムは最初の『機動戦士ガンダム』しかないんです。思い残すことはないので、ガンダムを映像で作るのはこれで最後だろうと思います」と吐露し、「今回古谷さんにトップバッターでアフレコをやっていただきました。収録後に古谷さんから『家で練習してて泣きました』と言われて、その一言で自信がつきました。期待していただいて良いかと思います」とファンに向けて呼びかけていた。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は6月3日から全国公開。

作品情報

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 7

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