清水尋也＆磯村勇斗、劇場アニメ「カメの甲羅はあばら骨」に声優出演　10月公開決定

(C)2022 カメの甲羅はあばら骨製作委員会
(C)川崎悟司 / SB クリエイティブ

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動物たちの体のしくみを、人間の体に置き換えて解説する動物図鑑を劇場アニメ化する「カメの甲羅はあばら骨」が、10月に全国公開されることが決定した。主人公のカメ田カメ郎役を「映画大好きポンポさん」でも声優を務めた清水尋也、クラスメイトのカエル川エル隆役を声優初挑戦の磯村勇斗が担当することも決まり、特報映像とティザービジュアルも公開された。

原作は、カメ人間をはじめ、ワニ人間、フラミンゴ人間など、奇妙な姿をした動物人間が多数登場する図鑑だが、アニメ版では“ごくごく普通の高校”を舞台に、若者たちの葛藤と成長が描かれる。

(C)2022 カメの甲羅はあばら骨製作委員会
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特報映像には、自称・スクールカースト6軍のカメ田と、その友人であるカエル川が登場。女子にはモテず、とりたてて何もない学校生活に、突如として事件が巻き起こる様子が描かれる。ティザービジュアルは「無駄骨は青春だ」というキャッチコピーとともに、河川敷の芝生に寝そべるカメ田とカエル川の姿を描いたイラストとなっている。

監督は映画館の幕間で上映されたショートアニメ「貝社員」のモリ・マサ、脚本は「チーム・バチスタ」「時効警察はじめました」の田中眞一が務める。

また、8月5～29日に東京・PARCO FACTORY（池袋 PARCO 本館7階）で、「カメの甲羅はあばら骨」展が開催されることも決まった。原作図鑑「カメの甲羅はあばら骨」に登場する動物人間たちを紹介するほか、映画に登場するキャラクターたちのフィギュアや、海洋堂制作の実物大カメ人間などの展示が行われ、カメ人間になりきるモーションキャプチャーをはじめとした体験型展示も実施される予定。

映画版キャスト、スタッフからのコメントは以下の通り。

【清水尋也（カメ田カメ郎役）】
お話を頂いた際は、「カメ役!?」と思わず聞き返しましたが、役者としてまたひとつ貴重な経験をさせていただけました。斬新な切り口で描かれた原作図鑑と、アニメの融合がまた違う面白さを生み出しています。一風変わった青春ストーリー、ぜひ劇場でご覧頂きたいです。

・好きな骨「頭蓋骨」
動物によって形に個性があり興味深いから。

【磯村勇斗（カエル川エル隆役）】
マネージャーさんから「シュールな作品のオファーが来ました」と言われて、読んでみたら本当にシュールで（笑）。発想が面白く、台本には学校生活のあるあるが詰まっていたり、心に響く台詞があったり。声優は初めてでしたが、演じてみたいと思いました。尋也くんと一緒にセッションを楽しめたらいいなと思って収録に臨みました。クセになってしまう作品なので、楽しんでいただけたらと思います。

・好きな骨「大腿骨」
太くてたくましい骨が魅力的！　自分の身体に埋まっていると思うと格好いいから。

【モリ・マサ（監督・脚本）】
あばら骨を打たれました。原作にて「骨の偉大さ」を知った時です。
骨が変われば、世界が変わる、そんな王道青春あばら骨ムービーとなっております。
「最近あばら骨叩いてないな……」という方は、ぜひ劇場にあばら骨を運んでいただけますと幸いです。

・好きな骨「人差し指の骨」
一番使っている気がします。ここで労っておきたいです。

【田中眞一（脚本）】
もし人間が動物の骨格を持っていたらという奇想天外なコンセプトに驚いた。原作を読んだ。実に面白い。動物の特徴がとてもよくわかる。でも映画化するってどうやって？
散々悩んだ結果が高校生の青春物語。骨格の違いは個性の違い。僕はカメで、君はカエルかも。あばら骨ワールドを楽しんでください。

・好きな骨「あばら骨」
焼肉でもフライドチキンでもリブが好きです。