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特集・コラム 2025年11月29日(土)14:00

【この2.5次元がすごい】舞台「ブルーロック -EPISODE 凪-」で天才・凪覚醒の瞬間を目撃

日本国内だけでなく、海外にも多くのファンをもつ「ブルーロック」。日本をワールドカップ優勝に導く「世界一のストライカー」を誕生させるために集められた高校生フォワードがブルーロック(青い監獄)で競い合う物語です。「ブルステ」こと舞台「ブルーロック」は2023年にシリーズがスタートし、キャスト陣のダイナミックな動きや演出が話題に。現在上演されているのは、劇場アニメ版も話題を集めたスピンオフ作品「ブルーロック -EPISODE 凪-」の舞台化作品です。さっそく東京ドームシティ シアターGロッソに向かいました。

迫力の舞台で揺れる友情 覚醒の物語に心が震える

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シアターGロッソはヒーローショーの聖地とも言える準専用劇場で、迫力のある演出が可能なのが大きな特徴です。劇場に足を踏み入れると、その期待に応えるかのような三段構造の立体的なセットが組まれていました。特に目を引くのが、舞台前方にある大きな傾斜のセット。傾斜のある舞台床は「八百屋舞台」と呼ばれ、八百屋の店先で野菜を見やすく並べた台の傾斜に由来しているそう。今回の舞台傾斜はかなり大きく、驚きとともにその迫力に思わず気持ちが高まります。

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物語は「めんどくさい」が口癖の天才・凪誠士郎が同級生の御影玲王と出会い、サッカーを始めるところから始まりました。佐藤たかみちさんが演じる凪は非凡な才能をもちながらもとにかく無気力。菊池修司さんが演じる玲王に引っ張られるように凪はサッカーを始めます。玲王とふたりだけの世界にいた凪は、ブルーロックで潔世一をはじめとする他の参加者たちとぶつかり合う中で変化していくのですが、その変わっていく姿を佐藤さんと菊池さんは見事に表現していました。自分の感情が動き始めることにワクワクする凪と、宝物と呼んでいた凪が離れていくことを受け止めきれない玲王。彼らの本心がセットに台詞として映し出されるのですが、それが余計に切なさを感じさせてくれます。その中でも自分と向き合い、エゴが芽生えて覚醒していく姿はブルーロックの醍醐味ともいえる高揚感を観客に与えてくれました。

運動量と台詞量が証明するキャスト陣の底力

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そして、なんといっても圧巻だったのか、大迫力の試合シーンです。音と照明、そしてキャストの動きによってボールを表現。コートやゴールネットはプロジェクションマッピングで演出され、無機質なブルーロックの世界観をリアルに映し出してくれます。さらに、大きな傾斜や高さのあるセットを縦横無尽に動くキャスト陣。試合をしながらも心理描写や状況説明を行う台詞が多いのがブルステらしさでもあります。その運動量と台詞量からキャスト陣の実力の高さをあらためて実感させられました。

チームメイトであり、仲間であり、友人であり、そしてライバルでもある参加者たち。舞台「ブルーロック -EPISODE 凪-」はブルーロックを通して、人間の本質まで浮き彫りにするような熱くエゴい作品でした。千秋楽は11月30日。当日はライブ配信も予定されています。

西岡 舞子

大好きなあの人に奥行きが♡この2.5次元がすごい

[筆者紹介]
西岡 舞子(ニシオカ マイコ)
オーストラリアのGriffithUniversityでジャーナリズムと犯罪心理学を学び、卒業後は出版やエンタメに携わる。舞台も音楽も仕事のあとの一杯もやっぱり生が好き! いい舞台は何度もみたいし、記念に公演グッズも買っちゃう派です。好きな動物は猫とペンギンで好きな大福はいちご大福。

イベント情報・チケット情報

舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』 0
開催日
2025年11月20日(木)
場所
東京ドームシティ シアターGロッソ(東京都)
出演
佐藤たかみち, 菊池修司, 松井健太, …

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