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ニュース 2026年3月13日(金)19:30

「君の名は。」のコミックス・ウェーブ・フィルム新作「しらぬひ」8月21日公開 母を失った少年が“父の死”を願う物語

監督は、商業アニメーション映画初挑戦となる新鋭・片野坂亮

監督は、商業アニメーション映画初挑戦となる新鋭・片野坂亮

(C)2026 片野坂亮/しらぬひ製作委員会

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君の名は。」「すずめの戸締まり」を手がけたコミックス・ウェーブ・フィルムの最新作となる短篇アニメーション映画「しらぬひ」(読み:しらぬい)が、8月21日から公開されることが決定。あわせて、特報とティザーポスターが披露された。

物語の舞台は1996年、夏の終わり。熊本の海辺の町で暮らす10歳の少年・湊(みなと)は、酒に溺れる父とふたりきりで、息をひそめるように生きていた。 湊の唯一の心の拠り所は、弁天島に現れる少女の神さま“べんちゃん”。 彼女と過ごすひとときだけが、湊にとって自分を取り戻せる時間だった。しかし児童養護施設への入所が決まり、べんちゃんとの別れの時が迫る。 湊は、ひとつだけ願いを叶えてくれるという、海に浮かぶ不思議な光“しらぬひ”に祈りを捧げるが、 父への憎しみが募るにつれ、その“祈り”は取り返しのつかない“呪い”へと姿を変えていく。

監督は、商業アニメーション映画初挑戦となる新鋭・片野坂亮。スーパーの鮮魚コーナーで働く傍ら、フリーの映像作家として自主制作を続けてきた実写映画やアニメーション作品の手腕が認められ大抜擢された。コミックス・ウェーブ・フィルムが培ってきた繊細な映像表現、片野坂監督の鋭利な感性が交差し、美しさの奥に残酷さが潜む物語へと結実した。

音楽には作曲家、編曲家の梅林太郎。東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業後、国内外のアーティストのプロデュースやコラボレーション、また「ユーリ!!! on ICE」をはじめとする映画、アニメの劇伴音楽、CMなどを手掛ける。主題歌は国内外で高い評価を受ける音楽家・青葉市子。「こちらあみ子」では劇中音楽と主題歌を担当し、第77回毎日映画コンクールにおいて音楽賞を受賞。現在もワールドツアーを行うなど、その透明感溢れる歌声と独自の音楽スタイルに国内外で非常に高い評価が集まっている。

特報は、幻想的に海に揺らめく光“しらぬひ”から始まる。ひとつだけ願いを叶えてくれるという神様の光。幼い湊がクジラのピアスをした母を見上げ、母は“しらぬひ”に「クジラになりたい」と願う。一転して、10歳になった湊が暮らしているのは荒れ果てた家の中。そこに母の姿はなく、残されたクジラのピアスを大切そうに眺める湊が願うのは―― “父の死”。憎しみに呑まれ感情を爆発させる湊の願いは、いったい何を引き起こすのか。ラストシーンでは、夏の終わりのひぐらしの鳴き声とともに、木々が鬱蒼と生い茂る島へ向かう湊の姿が映し出される。

しらぬひ」は、8月21日から新宿バルト9ほか全国順次公開。

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作品情報

しらぬひ

しらぬひ 0

1996年、夏の終わり。酒に溺れる父のもとで生きる10歳の少年・湊は、“ひとつだけ願いを叶える光”〈しらぬひ〉に祈りを捧げるが、その願いは、やがて呪いへと変わっていく——。

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