2026年3月11日(水)21:00
【「平成狸合戦ぽんぽこ」だけじゃなかった】ピクサー最新作「私がビーバーになる時」が「となりのトトロ」から受けた影響

「私がビーバーになる時」
(C)2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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ディズニー&ピクサーの最新作「私がビーバーになる時」は、“もしも動物たちの世界に入れたら”というユニークな“もしもの世界”が描かれる作品。同作は、スタジオジブリの名作である高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」からインスピレーションを受け、ビーバーの生態系を徹底的に調査し製作されているが、実は「となりのトトロ」からも影響を受けていたことがわかった。
本作は、猪突猛進な主人公メイベルがおばあちゃんの大切にしていた森を守るため、極秘テクノロジーを使い、見た目はビーバー、中身は人間のままで夢見ていた動物の世界へ飛び込む物語。人間が企てた高速道路建設計画を止めるため、優しすぎる王様ビーバーのキング・ジョージやのんびり屋のローフをはじめ、森の仲間たちを率いたメイベルが人間に立ち向かっていく。
ダニエル・チョン監督は大のジブリファンだ。
「私の人生において、最も大きなインスピレーションとなった作品の一つは『となりのトトロ』です。この作品には自然に対する感謝の気持ちが込められており、それは本作を制作するにあたって大きな影響を受けました」
宮﨑駿監督作「となりのトトロ」は世界中で愛されているスタジオジブリの傑作。病気の母親の療養所の近くに、サツキとメイの姉妹が引っ越して来る。そこは美しい自然豊かな場所だったが、裏山に住む「トトロ」という不思議な生き物に出会うファンタジー・アドベンチャーだ。
誰もが知る名作だが、チョン監督も大好きな作品だそう。
「『となりのトトロ』が日本で大人気なのはもちろん知っています。あの映画は美しい山々の美的感覚やストーリーテリング、宮﨑駿監督が作品に込めたメッセージなど、全部の要素がとても大好きなんです。そして何より、自然に対する感謝の気持ちが込められていますよね。『平成狸合戦ぽんぽこ』からも影響を受けましたが、『となりのトトロ』からも影響を受けています」

(C)2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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特に参考にしたのは“自然への感謝”―これはメイベルとおばあちゃんの関係性に表れている。動物と自然を愛するメイベルは、目的のためなら危険を顧みず突き進む性格。そのため学校では周囲に馴染めないのだが、そんな時おばあちゃんがメイベルを森に連れて行き「自然の中にいると心が軽くなる」ことを教えてくれる。
ストーリー・スーパーバイザーのジョン・キムも「メイベルがおばあちゃんと大切な森の中で心を落ち着かせるシーンの間合いなどで『となりのトトロ』を参考にしました。観てくれる方がメイベルと一緒に自然の中にいて、自然を楽しんでいるような感覚を味わってほしかったんです」と語っている。
「私がビーバーになる時」は、3月13日から全国公開。
作品情報

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