2026年4月6日(月)08:00
劇場アニメ「どこよりも遠い場所にいる君へ」に石橋陽彩、永瀬アンナ、土屋神葉ら 玉木宏が物語の鍵を握る男に
10月9日に公開される劇場アニメ「どこよりも遠い場所にいる君へ」のメインキャストが発表された。主人公を石橋陽彩、ヒロインを永瀬アンナが演じ、土屋神葉、玉木宏も出演する。特報映像とティザービジュアルが公開されている。
原作は、「カフネ」で2025年・第22回本屋大賞を受賞した阿部暁子氏が、17年に発表した青春小説(集英社刊)。離島・采岐島を舞台に、ある秘密を抱えて島へやってきた高校生・月ヶ瀬和希が、神秘的な「神隠しの入り江」で記憶を失った少女・秋鹿七緒と出会い、絆を深めていくひと夏の物語を描く。
石橋が演じる主人公の和希は、心の壁を作っているが故に誰にでも対等に優しく、クラスメイトから「王子」と呼ばれて慕われている高校生男子。永瀬が担当する七緒は、神隠しの入り江で倒れていた謎の少女で、警戒心が強いが、和希と交流するうちに少しずつ心を開いていく。土屋は和希の中学時代からの友人で、いつも和希を気にかけている尾崎幹也を演じる。今作がアニメーション作品初挑戦となる玉木は、物語のキーパーソンとなる高津役を担う。高津は和希が神隠しの入り江で出会ったぶっきらぼうな男性で、身元不明の七緒の保護を引き受けることとなる。
また、音楽をバンド「SUPERCAR」の元ボーカリスト/ギタリストで、「エウレカセブンAO」を手がけた中村弘二が担当することも明らかになった。
特報映像では、和希と七緒が出会い、交流していくシーンを収録。「神隠し」や「マレビト」「1974年」といった物語のキーワードが明かされ、幹也や高津の声も聞くことができる。ティザービジュアルには、「その夏、僕は、神隠しの入り江で、謎の少女と出会った。」というコピーとともに、波打ち際に儚げに横たわる七緒が描かれている。
キャスト陣、中村からのコメント全文は以下の通り。
【石橋陽彩(月ヶ瀬和希役)】
月ヶ瀬和希役の石橋陽彩です。
原作を読んだときに感じた壮大な世界観とストーリーの面白さに度肝を抜かれ、絶対にこの作品に関わりたいと思っていたので、出演が決まったと聞いたときは胸が熱くなるほどうれしかったです。
和希は過去の経験から心を閉ざし、自然と周りに合わせて生きている繊細な男の子です。
そんな彼が七緒と出会い、共に時を過ごすなかで少しずつ自分の気持ちと向き合い、変わっていきます。
彼の葛藤や揺れる想いを、ていねいに大切に演じさせていただきました。
時空を越えて紡がれていく想いと、人と出会うことの意味を改めて感じられる作品になっていると思います。
ストーリーや映像美も含め、ぜひ劇場でこの世界を体感していただけたらうれしいです。
【永瀬アンナ(秋鹿七緒役)】
この作品と出会ったのは中学生の頃、友人に薦めてもらったことがきっかけでした。初めて読んだときはページをめくる手が止まらず、一晩で読み切ってしまったのを今でもよく覚えています。読み終えたあともしばらく余韻が消えなくて、登場人物たちのことを何度も思い返していました。
今回、オーディションを受ける際に本作のアニメ映画化を知り、「ぜひ参加したい!」と思い全力で挑ませていただきました。秋鹿七緒役に決まったと聞いたときは本当にうれしかったです。
触れられそうで触れられない、触れてしまったら壊れてしまいそうな。そんな繊細な距離感の中で描かれる若者たちのきらめきや切なさ、まっすぐな想いに、何度も心を揺さぶられました。
七緒を演じていて、私自身も改めて、この物語のあたたかさと優しさを感じることができた気がします。
ぜひ劇場で「どこきみ」を見届けてください。
【土屋神葉(尾崎幹也役)】
本作のオーディション原稿を読ませていただいたとき、非常に繊細で、心の奥深くに触れるようなキャラクタードラマを描いている作品だと感じました。
その世界観に強く惹かれていた分、出演が決まったとご連絡をいただいた瞬間は、本当にうれしかったです。
アニメーションならではの表現力が加わることで、この物語はより豊かに、そして忘れられない作品になるのではないかと、完成を今からとても楽しみにしています。
この作品が、みなさまの心にそっと残り続ける一本になれば幸いです。ぜひスクリーンでご覧ください。
【玉木宏(高津役)】
日本のアニメーション作品に関わることができたらいいな、という思いはあったので、今回オファーをいただけたことはすごくうれしく思いました。
僕が演じる高津は、一見冷たく見えるのですが、実は芯にあたたかいものをもった人だと思うので、それをどう声で表現したらいいか意識しながら演じました。
また、モデルである島根県の隠岐という場所が僕自身の祖父祖母が住んでいた場所で、幼い頃から毎年行っている場所です。日本の原風景やたくさんの自然が詰まったすばらしい場所、そしてちょっと神秘的なものを感じる場所でもあるので、そこがモデルになるというのはすごくうれしい気持ちです。
心が洗われるような綺麗な作品です。隠岐をモデルにした素晴らしい景色も含めて、ぜひ大きなスクリーンでご覧ください。
【中村弘二(音楽)】
映画「どこよりも遠い場所にいる君へ」の劇伴を担当させていただきました。
長編アニメーション映画の音楽を制作するのは初でしたので、とてもうれしいです。劇中には青い海や静かな木々、嵐やそよ風のような自然を感じる描写が多々ありました。私はそういった背景や風景と、この物語のエモーショナルな部分が調和できるような音楽を目指しました。
劇場で感じていただけたら幸いです。
作品情報

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豊かな自然にあふれた離島・采岐島――。その島には、“神隠しの入り江”と呼ばれる場所があった。とある事情で都会を離れ、采岐島の高校に進学した少年・月ヶ瀬和希は、ある初夏の日、“神隠しの入り江”で一...
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