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ニュース 2026年5月3日(日)22:00

ストップモーション時代劇「HIDARI」、第79回カンヌ国際映画祭Annecy Animatnion Showcaseに選出

©︎dwarf/Whatever Co./TECARAT

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ストップモーション時代劇「HIDARI」が、第79回カンヌ国際映画祭併設の映画見本市、マルシェ・ドゥ・フィルム(Marché du Film)で開催される「Cannes Animation」に選出された。

HIDARI」は、数多くの作品と逸話が残る、実在不明の伝説的彫刻職人「左甚五郎」の物語を、彼の作品と同じ木彫人形を使って描く「ストップモーション時代劇」。YouTubeで公開されたパイロットフィルムは490万回再生以上、チャンネル登録者は12万人を突破し、SNSや各国のメディアで爆発的な話題を集めた。

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またパイロットフィルムとしては異例となる世界20以上の映画祭での受賞など、世界中で大きな注目を浴び、現在は、文化庁の補助金により独立行政法人日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター支援基金)」において展開されている「Film Frontier 長編アニメクリエイター支援」に選出され、企画開発が進められている。

©︎dwarf/Whatever Co./TECARAT

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本作はドワーフがプロデュース。スタジオとしては共にストップモーション界で世界的に評価されているTECAEATとタッグを組んだことでも話題を集め、川村監督のクリエイティブ・スタジオWhateverとともに3社共同で開発と展開設計を行う。長編化へ向けた資金面では、日本発オリジナルコンテンツをグローバルに届けることを目指すコンテンツファイナンス企業Questryによる支援が決まっており、新たな枠組みで、更なる仲間の募集と資金調達を進行させている。

5月17日(現地時間)には、本作の原案・脚本・監督を務める川村真司がプロデューサーの松本紀子と共にカンヌのステージに登壇し、Cannes Animationのメインプログラムの一つ「アヌシー・アニメーションショーケース」においてパイロットフィルムを上映するとともに、「HIDARI」長編映画化に向けた現在地と展望をプレゼンテーションする予定だ。

©︎dwarf/Whatever Co./TECARAT

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なお、ドワーフは昨年の「Sunny」に続き、2年続けてのCannes Animation「アヌシー・アニメーションショーケース」(昨年は「Cannes Animation Day」)への登壇で、世界で選ばれた5作品として、2年連続で登壇するスタジオは、世界初の快挙となる。

「Cannes Animation」は、カンヌ国際映画祭で開催される世界最大級の映画見本市「マルシェ・ドゥ・フィルム」内のアニメーションに特化したキュレーション・プログラムです。「Cannes Animation」における注目プログラム「アヌシー・アニメーションショーケース」では、世界中から厳選された5作品のアニメーションにプレゼンテーションやパネルディスカッション、ネットワーキングの機会が用意され、国際共同制作や配給の機会を創出する重要な場として機能している。

©︎dwarf/Whatever Co./TECARAT

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「アヌシー・アニメーションショーケース」の選出作品の多くが長編映画として完成・公開に至っており、過去には岩井澤健治監督「ひな」(2023年選出、長編映画制作中)や、松本大洋原作「Sunny」(2025年選出、「HIDARI」と同じくドワーフがプロデュース)などが選出されている。直近では、四宮義俊監督「花緑青が明ける日に」が2024年に選出された後、第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、2026年3月に全国公開を果たしている。

▼コメント

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■川村真司(監督)
夢の一つであったカンヌ映画祭にこうした形で参加することができ、大変光栄です。パイロットフィルムを完成させてから長編映画化へ向けた脚本作りや仲間集めをずっとチームと共に続けてきました。木彫の人形を一コマずつ動かして、アニメのようなアクション満載の時代劇を撮る。これは日本からしか生まれないようなユニークな映像表現だと思っています。今回このCannes Animation「アヌシー・アニメーションショーケース」という素晴らしいピッチの機会を得られたので、この作品への強い想いを世界中の映画関係者に届けてきたいと思います。

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■松本紀子(プロデューサー)
パイロットの完成から3年。いま、Cannes Animation「アヌシー・アニメーションショーケース」でのピッチの機会をいただけたことは、この「HIDARI」という作品が、大きな物語を持った長編になることを信じて、期待してくださる方々がいることだと感じ、この上もなくうれしく思っています。コマ撮りのプロデューサーとして様々な作品を手がけてきましたが、この作品はこれまでにないスケールの挑戦だと感じています。この作品の物語も含む全貌、そして新しい挑戦や出会いに満ちたワクワクする旅路と現在地、それを共に歩んでいる素晴らしい仲間のことをお話ししつつ、長編映画化を実現するためのパートナーを世界中から見つけていきたいと思います!

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作品情報

HIDARI(パイロット版)

HIDARI(パイロット版) 0

伝説の名工「左甚五郎」は、仲間の裏切りによって育ての親と右腕を失い、カラクリ義手と相棒の「眠り猫」を連れ復讐の旅を続けている。そしてついに、仇の一人である「犬丸」と対峙するのであった……。

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