2026年8月14日(金)21:00
「風の谷のナウシカ」あらすじ、声優まとめ スタジオジブリ第0作、宮﨑駿作品に連続出演した島本須美

今回が21回目のテレビ放送
(C) 1984 Studio Ghibli・H
8月14日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて宮﨑駿監督の「風の谷のナウシカ」が放送されます。
宮﨑監督がアニメ専門誌「アニメージュ」で連載していた同名漫画を、自身で1984年に映画化。テレビ放送されるのは今回で21回目になります。

(C) 1984 Studio Ghibli・H
「風の谷のナウシカ」のあらすじ、主な出演声優とあわせて、同作をより楽しむためのトリビアを紹介します。
※この記事は2023年7月に掲載した記事を元にしたものです

(C) 1984 Studio Ghibli・H
イメージを拡大
【あらすじ】
「火の七日間」と呼ばれる大戦争で高度な文明社会が滅んでから1000年後。人類は巨大な蟲(むし)たちや毒を放出する菌類に覆われた腐海に脅かされながら生きていた。そんな世界の片隅にある小国・風の国に、少女ナウシカが暮らしていた。族長の娘である彼女は、メーヴェと呼ばれる乗り物にのって空を駆け、人々が恐れる巨大な王蟲(オーム)とも心を通わせる不思議な力をもっていた。その優しさで風の谷の人々に慕われ、平和な日々を過ごしていたナウシカだったが、やがてトルメキアと土鬼(ドルク)という大国同士の争いに巻き込まれていく。
【主な声の出演】
ナウシカ:島本須美
ジル:辻村真人
大ババ:京田尚子
ユパ:納谷悟朗
ミト:永井一郎
ゴル:宮内幸平
ギックリ:八奈見乗児
ニガ:矢田稔
アスベル:松田洋治
ラステル:冨永みーな
クシャナ:榊原良子
クロトワ:家弓家正
【スタジオジブリ第0作の「ナウシカ」】

(C) 1984 Studio Ghibli・H
スタジオジブリ公式サイトの「風の谷のナウシカ」のページに「※制作はトップクラフトです」と記されているとおり、「風の谷のナウシカ」は厳密にはスタジオジブリ(制作)作品ではありません。日米合作アニメなどを手がけていたトップクラフトというスタジオが制作を担い、スタジオジブリは次作の「天空の城ラピュタ」制作時に設立されました。
【宮﨑作品に連続出演した島本須美】

(C) 1984 Studio Ghibli・H
主人公のナウシカ役を演じたのは島本須美。宮﨑監督が長編初監督を務めた「ルパン三世 カリオストロの城」のヒロイン・クラリス役も演じ、宮﨑監督作品に連続して出演しました。両作ともオーディションをうけての決定だったそうです。

(C) 1984 Studio Ghibli・H
島本の演技について、宮﨑監督は「ナウシカ」公開直後のインタビューで、「子どものときの夢のシーンがよかったですね。迫真の演技でね」と語り、「『母さまもいる!』なんてセリフは実によかったですよ。本当によかった、まいったですね」と絶賛しています。
島本は、「となりのトトロ」で母親役、「もののけ姫」でトキ役も担当。ちなみに、ナウシカが腐海の底で出会った少年アスベル役を演じた松田洋治は、のちに「もののけ姫」で主人公アシタカ役を演じています。
【盟友・高畑勲監督がプロデューサー、久石譲との出会い】

(C) 1984 Studio Ghibli・H
「ナウシカ」の制作にあたり、宮﨑監督が鈴木敏夫プロデューサーに出した唯一の条件は、高畑勲監督をプロデューサーにすることでした。宮﨑監督と高畑監督は、それまで「パンダコパンダ」「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などで、監督とアニメーターとして二人三脚で作品をつくってきました。
高畑監督のプロデューサーとしての仕事のひとつが、当時30代で無名だった久石譲を「ナウシカ」の音楽担当に選んだことです。レコード会社からは最初、細野晴臣の名前も挙がったそうですが、「宮さんは熱血漢だから、熱い曲を作る人のほうがいい」と高畑監督は話し、そこで別の候補として久石の名前が挙がったと鈴木プロデューサーは著書「天才の思考 高畑勲と宮崎駿」で回想しています。
宮﨑監督は音楽のことは高畑監督に任せ、「ナウシカ」の音楽は久石と高畑監督が打ち合わせてつくっていきました。「僕を見出して育ててくれたのは高畑さんだった」と話す久石は、「風の谷のナウシカ」から「君たちはどう生きるか」まで宮﨑監督の長編作品の音楽を手がけ続けています。また、高畑監督の長編遺作となった「かぐや姫の物語」でも久石が音楽を担当しました。
【庵野秀明監督が描いた巨神兵シーン】

(C) 1984 Studio Ghibli・H
「ナウシカ」の終盤で巨神兵が登場するシーンの原画は、アニメーター時代の庵野秀明監督が手がけています。庵野監督は、学生時代にテレビアニメ「超時空要塞マクロス」の制作現場で出会ったアニメーター・監督の板野一郎を最初の師匠、宮﨑監督を第2の師匠だと語っています。
人出が足りなかった「ナウシカ」の制作現場で宮﨑監督は、動画の経験がなく、ほぼアマチュアのアニメーターだった庵野監督に、クライマックスの大事なシーンを任せます。宮﨑監督と仕事がしたいと大阪から身ひとつで上京してきた庵野監督は、制作現場に寝泊まりしながら仕事をしていたそうです。アニメーターとして人物を描くのが苦手だった庵野監督は、担当シーンで巨神兵、戦車、爆発などは自身で描き、クシャナなどの人物は宮﨑監督自身が描いていたことを明かしています。
庵野監督は、インタビュー本「庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン」で、「ナウシカ」を制作していた頃の宮﨑監督の姿を「楽しそうに燃えていましたね」と振り返り、「アニメーターとしては、天才ですね。スピードもアイデアもテクニックも。あとは、思想的な部分とか、やっぱりすごいと」「物の作り方とか、考え方とかからスタートして、技術的なものまで。僕はかなり影響を受けてます」と話しています。
参考文献:「出発点 1979~7996」(宮崎駿/徳間書店刊)、「ロマンアルバム 映画 風の谷のナウシカ ガイドブック復刻版」(徳間書店刊)、「天才の思考 高畑勲と宮崎駿」(鈴木敏夫/文春新書刊)、「庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン」(竹熊健太郎・編/太田出版刊)
アニメハック編集部コラム
[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハックヘンシュウブ) 映画.comが運営する、アニメ総合情報サイト。
作品情報

-
舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲(オーム)とも心を通わせ、有害な瘴...
フォトギャラリー
フォトギャラリーへ
タグ
-
風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」
2003年10月31日¥4,367
-
劇場版「幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆」
¥0
-
風の谷のナウシカ [Blu-ray]
¥7,344 ¥4,936
-
天使にラブ・ソングを2 (吹替版)
¥400
特集コラム・注目情報
関連記事
イベント情報・チケット情報
- 2025年11月1日(土)
- 2025年8月17日(日)
- 2025年7月19日(土)
- 2025年7月7日(月)
















