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特集・コラム 2019年10月3日(木)19:30

【かねやん的アニラジの作り方】第9回 個人アカウント@kaneyanmamotan 10周年

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僕が日常的に使用しているtwitterアカウント@kaneyanmamotan(https://twitter.com/kaneyanmamotan )。一日何度も目にするアカウントだが、先日なにげなく眺めてたら「2009年11月からTwitterを利用しています」と書いている。「え? 10周年」、そうこのアカウントは今年11月で10年になるのだ。10年といえばもう歴史である。そこで今回はTwitterについて書いてみようと思う。

「アニラジ」という分野を担当してきた者は、普通のラジオをやってる人と比べると決定的に違うのがデジタルとの距離感だと思う。ターゲットが10~30歳代であり、またオタクはそもそも「理系」のエンタテインメントが僕の持論。1990年代にこの分野を携わるようになってからも「デジタル」的なことに首を突っ込まざるを得なかった。僕自身、無類のデジタル嫌い。悪戦苦闘しながら理解しようと努めてきました。でも今でも大嫌いです。仕事なんで、このTwitterとも10年前に付き合い始めたのです。今、手元に当時勉強用に買った本「Twitterの衝撃~140文字がビジネスからメディアまで変える」(日経BP社刊・2009年11月)を読み返してみました。その巻末にある年表によるとTwitterが公開されたのは2006年8月。08年4月に日本語版をスタート。09年6月に朝日新聞と毎日新聞がTwitterをスタートさせている。のちにこのサービスの役割を大きくした「RT(リツイート)機能の実装を計画」したのが09年8月とあり、この短い年表は終わっています(実際日本語版に実装されたのは10年1月)。つまり僕がアカウントを始めたときは「拡散」なんて言葉もなかったわけです。「RT(リツイート)機能を得たTwitterはどんな個人でも発信する情報の中身(いいことも悪いことも)によっては何億の人達に情報を同時に伝えることできるようになりました。

完全に個人をメディア化したTwitterがラジオに与えた功罪を考えると「功」の部分はパーソナルなメディアであるラジオと親和性が極めて高いこと。パーソナリティがラジオという音声とTwitterを組み合わせてリスナーと会話する。今では2つは完全に一体化し、僕のやってるアニラジではラジオのリスナーは、同時にTwitterも見ていることを前提としたトークになっています。そして全部が個人化したために僕のアカウントのようにいち会社員であっても「半分個人半分社員」というようなアカウントを持たなければならなくなり、「兼田健一郎」という個人と「かねやん」というキャラクターを分けて考えるようになったのもこのTwitterのおかげです(これは功かどうかわかりませんが)。
 ラジオにとって「罪」の部分は、僕は最大の罪は「ラジオから情報伝達の優位性を奪った」ことだと思っています。ラジオには様々な機能がありますが「気軽に情報を発信することができる」ことが大きな機能でした。新聞より速く、テレビよりも安価に、ラジオ産業はなんだかんだといって情報伝達業として発展してきました。また情報を流してほしいというスポンサーやタレントなどラジオに関係する人たちから情報を持ち寄られることで「ラジオ局」は情報センターの役割を果たし、それがまた新たなコンテンツを産み出す力ともなってました。それがTwitterができたおかげでその機能を奪われ、経営的には苦戦を強いられ、また僕なんかはタレント事務所に「さっき僕のアカウントでこれつぶやいといたからリツイートしといて」とお願いするようになり、結果ラジオ番組スタッフが最後に告知を知るなんてこともざらになってきました。もちろんラジオには情報伝達以外の機能もいっぱいありますが、産業的にはそのことはかなり痛手となっているような気がします。結果、経営の悪化は番組の質の低下を招いてしまいました。情報伝達機能以外のアピールしビジネスとして大きくすればいいことですがなかなかその穴を埋めきれないといったところです。
 とにかく僕個人として10年も使い続けているこのサービスはスタンダードなものになったんでしょう。

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兼田 健一郎 株式会社ベルガモ代表取締役社長

かねやん的アニラジの作り方~体験的アニラジプロデュース論~

[筆者紹介]
兼田 健一郎 株式会社ベルガモ代表取締役社長(カネダ ケンイチロウ)
昭和43年大阪府生まれ。法政大学社会学部を卒業、平成3年ラジオ大阪に入社。報道部記者として大阪府警や国会を担当し、事件事故、55年体制崩壊を取材した。東京支社に転勤後一貫してアニメゲームゾーン1314V-STATION の番組プロデュースに携わる。編成企画部長、編成制作部長、東京支社長などを歴任。平成30年退社。日本の新しい音声コンテンツを創造する株式会社ベルガモを創立。

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