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特集・コラム 2026年5月28日(木)19:00

【この2.5次元がすごい】舞台「ガチアクタ」、原作の熱量と迫力のバトルが劇場を圧倒

犯罪者の子孫たちが暮らすスラム街に生まれた孤児の少年・ルドを主人公にした「ガチアクタ」。現在連載中の原作漫画はもちろん、2025年7月より2クール連続で放送・配信されたTVアニメも大きな反響を呼んだ人気作品です。

無実の罪を着せられ、奈落に落とされた主人公のルドが、モノに宿る力を引き出す能力に目覚め、世界を変えるため、そして這い上がるために過酷な戦いへと身を投じていく本作。絶望の底から立ち上がるダークファンタジーとして、日本だけでなく海外でも人気を集めています。今回の舞台化も、発表時から大きな注目を浴びていました。なお、主役のルドを演じる今牧輝琉さんは、5月26日の公演中に負傷し、5月29日以降の公演ではアンダースタディの神谷亮太さんがルド役を務めることが発表されています。本稿は、今牧さんがルドを演じた公演のレポートです。

個性的なキャラクターとともに成長する主人公・ルド

(C) 裏那圭・晏童秀吉・講談社/舞台『ガチアクタ』製作委員会2026

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劇場に入ると、ステージにはゴミ袋が転がり、荒廃した世界が広がっていました。ゴミとして捨てられたモノでも、直せばまだ使える――そう信じて大切にするルドの優しさを、今牧さんはまっすぐに演じていました。理不尽な環境にも屈しない反骨精神、素直で情に厚い性格。見ているだけで応援したくなるルドの言葉に、観客の心がどんどん惹きつけられていくのが感じられました。また、「ガチアクタ」に登場するキャラクターは、いずれも個性的です。それぞれが抱える事情は違っても、仲間として戦う“掃除屋”のメンバーたちの思いや行動に触れながら、ルドが成長していく姿も見どころのひとつです。

植木豪演出による圧倒的な没入感

(C) 裏那圭・晏童秀吉・講談社/舞台『ガチアクタ』製作委員会2026

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舞台の構成に目を向けると、物語の魅力を芝居と音楽でしっかりと表現しているのがわかります。歌唱シーンやダンスパートもあり、ザンカ役の福澤侑さんをはじめとしたキャスト陣がその実力を遺憾なく発揮し、作品を盛り上げていました。

(C) 裏那圭・晏童秀吉・講談社/舞台『ガチアクタ』製作委員会2026

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本作で演出を担当しているのは植木豪さんです。このコラムでも取り上げてきた「『進撃の巨人』-the Musical-」や「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -」など数々の話題作を手掛けてきた植木さん。ダンスや映像技術を組み合わせた演出は作品への没入感を高め、原作ならではの表現をステージ上に立ち上げていました。今作でも、「人器」と呼ばれる武器を使った異能バトルをプロジェクションマッピングや照明を活用して表現。さらに、食事のシーンでは、中毒性の高いキャッチーな楽曲で、観客に楽しさを届けてくれました。

テレビアニメ第1クールの主題歌、Paleduskの「HUGs」が、今作のオープニングにも使用されている点も、ファンにはうれしいポイントです。アニメと同じく、舞台でも「ガチアクタ」の世界を鮮やかに彩っていました。

(C) 裏那圭・晏童秀吉・講談社/舞台『ガチアクタ』製作委員会2026

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ファンだからこそぜひ見ておきたい舞台「ガチアクタ」。一部公演は中止になってしまいましたが、品川プリンスホテル ステラボールで5月31日まで東京公演を上演した後は、6月5日から7日までロームシアター京都 サウスホールでの公演を控えています。さらに、5月31日の東京千穐楽公演のライブ配信も決定しています。

西岡 舞子

大好きなあの人に奥行きが♡この2.5次元がすごい

[筆者紹介]
西岡 舞子(ニシオカ マイコ)
オーストラリアのGriffithUniversityでジャーナリズムと犯罪心理学を学び、卒業後は出版やエンタメに携わる。舞台も音楽も仕事のあとの一杯もやっぱり生が好き! いい舞台は何度もみたいし、記念に公演グッズも買っちゃう派です。好きな動物は猫とペンギンで好きな大福はいちご大福。

イベント情報・チケット情報

舞台『ガチアクタ』【東京・15回目】 0
開催日
2026年5月31日(日)
時間
17:00開始
場所
品川プリンスホテル(東京都)
出演
今牧輝琉, 立花裕大, 福澤侑, …

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