ハリウッド実写版「TIGER & BUNNY」脚本に新進気鋭の女性脚本家を起用

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アニメ「TIGER & BUNNY」のハリウッド実写映画版の脚本を、小説「Right Before Your Eyes」「Everything Nice」などの著者で、アメリア・カヘーニ氏原作のヒーロー作品「機密の心臓」の映画脚本などを務めた女性脚本家のエレン・シャンマンが手がけることが決定した。

シャンマンは、数十名リストアップされた候補者のなかから抜てきされたといい、作品プロデューサーのひとりである尾崎雅之氏は「エレンは日本アニメへの造詣が深く、ドラマを紡ぎだす才能にも溢れている。原作のキャラクターやストーリーに対する愛情と敬意も感じますし、彼女のフレッシュな創造性が充分に発揮されれば新たな『TIGER& BUNNY』像を提示できると思います」と起用理由を明かした。

「ダ・ヴィンチ・コード」などの監督として知られ、「タイバニ」実写映画版の製作に携わるロン・ハワードも「脚本界の新星エレン・シャンマンが、物語と登場人物に命を吹き込んでくれることはとても喜ばしい。エレンは鋭い洞察力と豊かな想像力を持ち合わせているので、人気ある原作を新たな観客に向けてリメイクするのに最適な脚本家です」と太鼓判を押している。

「TIGER & BUNNY」は、「『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が、実在企業のスポンサーロゴを背負って街の平和を守る」という設定で、職業的ヒーローの活躍を描いた人気作品。2011年4月に放送されたテレビアニメシリーズが高く評価され、12年と14年には劇場版も公開された。