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インタビュー 2016年11月30日(水)20:00

ソロデビューを飾った山崎エリイ、初アルバム「全部、君のせいだ。」はチャレンジの連続

山崎エリイ

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「サムライフラメンコ」の森田萌役、「レーカン!」の小川真琴役、「パンでPeace!」の逢沢ゆう役などを担当してきた声優の山崎エリイがこのたびソロデビューし、初アルバム「全部、君のせいだ。」をリリースした。これまでキャラクターソングなどを歌ったことはあったものの、自身だけの名義での楽曲は初挑戦。さらに、それ以外にも様々なことにチャレンジしたという今回のアルバムについて話を聞いた。

――ソロデビューの話を初めて聞いたとき、どのような気持ちを抱きましたか?

山崎:最初は何を言われているのか全く分からなかったです。アルバムの話を聞いた時も「写真のアルバムかな」なんて、とんちんかんなことを思ってしまったぐらいで、現実感がありませんでした。お話をのみ込んでからも、全てが初めての繰り返しで戸惑うことが多かったです。人生初のアルバムですし、レコーディングを何度も行うということも、これまでにない経験でした。でも、お話をいただいた以上は、自分が成長過程にあるこの時期に、チャレンジしていかなければと考えて臨みました。

――レコーディングは、どのようにして行われたのでしょうか。

山崎:レコーディングには約4カ月間という長めの時間をいただきました。ですから、歌詞が何を意味しているのか、作曲家の方はどういう気持ちで曲を書かれたのかといったことに思いを至らせることができました。レコーディングで歌う時には、ディレクションしていただける方や、スタッフさん、作詞作曲編曲の方なども来てくださって、お言葉を頂戴したりもしました。制作スタッフの方から、生の声を聞くことで、イメージをすり合わせることができ、凄く貴重で楽しい時間でした。

――その時スタッフの方々からは、どのような言葉をもらったのですか?

山崎:アルバムの表題曲でもある「全部キミのせいだ」を最初に録ったのですが、レコーディングも、キャラソンでない状況で一人というのは初めてだったので、緊張していました。さらに、「全部キミのせいだ」は歌い方が難しい楽曲なんです。ポップだけれど、盛り上がりすぎない。優しさも兼ね備えた楽曲で、歌い方について悩んでいた時に「ささやき声のような感覚を入れ込みつつ、Aメロを歌ってください」とアドバイスをいただきました。さらにサビに入るのですが、ここも今お話したような曲調だったので「あまりサビで盛り上がりすぎないでください」とお話をいただいて。それと、8曲目の「cakes in the box」は歌詞にも載ってない呪文みたいな部分があるのですが、「モクモク煙が出るように」という不思議なディレクションをいただいたんです(笑)。こんな抽象的なディレクションは初めてだったので驚きました。

――確かに少しびっくりしますね(笑)。表題曲の「全部キミのせいだ」についてもう少しお聞きしたいのですが、テーマはどんなものなのですか。

山崎:タイトルを見た時に「おお、『せいだ』って断定してる」と思って、これはパンチがある曲なんだろうなとイメージしていたんです。でも、テーマとしては「全部キミのせいだ」じゃなくて「全部キミのおかげなんだよ」という意味合いでした。それをちょっと照れながら言ってしまったという曲だったので、意外性のある楽曲だなと思いました。サビで三回「全部キミのせいだ」と繰り返すのですが、レコーディングの時には、そういったところをコールができたら、ライブでは楽しいんだろうなと考えていました。

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