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インタビュー 2017年9月25日(月)22:00

「NEW GAME!!」涼風青葉役の高田憂希 役に共感しすぎて感情が過剰にのりそうになる瞬間

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ゲーム制作会社・イーグルジャンプで働く女の子たちの奮闘を描く、お仕事ガールズコメディ「NEW GAME!!」。「まんがタイムきららキャラット」(芳文社刊)で連載中の得能正太郎原作の4コマ漫画を、藤原佳幸監督と動画工房がテレビアニメ化した第2期シリーズだ。オンエア終盤をむかえる本作の魅力を、主人公・涼風青葉を演じる高田憂希に聞いた。

――新人の涼風青葉も第2期では入社2年目となり、お話自体も第1期よりハード寄りになっている印象です。役への取り組み方に変化はあったでしょうか。

高田:第2期の青葉ちゃんは、しっかりした部分がでてきた気がします。台本を読んだときも、イーグルジャンプで1年間働いて、落ち着きのようなものが彼女の中に生まれているなと感じたのが印象的でした。でも、根っこの部分にある前向きさや、まっすぐ進もうとする姿勢は、第1期の頃の青葉ちゃんとまったく変わらないんですよね。成長したぶんの変化は演じわけようと少し意識していますが、基本的には明るく前向きな、いつもの青葉ちゃんをそのまま演じるつもりで臨みました。

――第2話「これじゃただのコスプレだにゃー!」は、これで最終回なのではないかというぐらいのクライマックス感がありました。

高田:ほんとですよね(笑)。分かります。

――どんな心境で、アフレコに臨まれたのでしょうか。

高田:第2話では、青葉ちゃんの憧れだった八神コウさんと肩を並べて、コンペという舞台で戦うことになり、演じる自分の中にもプレッシャーがありました。ただ、青葉ちゃん自身の立場で考えると、彼女は初めてやることに対して、いつもキラキラしている印象なんですよね。「コウさんと一緒に勝負できるんだ」というワクワク感のようなものは全面的にだしていこうと思いました。

(C) 得能正太郎・芳文社/NEW GAME!!製作委員会

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――あまりシリアスになりすぎないよう意識されたわけですね。

高田:実際にコンペで戦ってみて、コウさんと肩を並べて仕事をすることの現実を知るんですけどね。そのときの青葉ちゃんの気持ちは、言葉ではなかなか表現しづらいものだったと思います。キャラクターデザインのメインを勝ちとるためには必要なことだけれど、それが八神さんを悲しませることにも繋がってしまう。そこでどうしようと悩む、青葉ちゃんの「うわーっ」っていう感情は、自分の中でもリアルに感じられたので、そのとき感じたままを青葉ちゃんの台詞にのせることだけ考えました。第2話のアフレコのとき、私は八神コウ役の日笠(陽子)さんの顔を見ることができなかったんです。日笠さんも同じだったみたいで……。

――おふたりとも、それぐらい役に入り込んでいたのですね。

高田:お互いのキャラクターを演じるにあたって、今はちょっと相手を見ないほうがいいかなとの思いが、どこかでシンクロしていたんじゃないかと思います。もちろんアフレコが終わったあとは普通におしゃべりしたのですが、録っているときはそんな感じでした。

――第2話では、青葉が鉛筆と消しゴムになりきって、ひとり遊びをしているところも面白かったです。

(C) 得能正太郎・芳文社/NEW GAME!!製作委員会

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高田:有難うございます。独り言がやたら多いのは、第1期の頃から予兆がありましたし、青葉ちゃんには、ちょっと小悪魔的な部分もあるんですよね(笑)。第2期では、そうしたコミカルなところも描いてもらえて楽しいです。青葉ちゃんにかぎらず、第2期ではキャラクターたちが本当に色々な表情をみせてくれるようになりました。それが顕著なのは、(滝本)ひふみ先輩かなと個人的には思います。第1期ではあまりしゃべらず、コミュニケーションをとるのが苦手だったひふみ先輩がキャラリーダーの役職についてからは、自分から人と接するために積極的に一歩踏み出していく。そういうところは見ていてすごいなと思いますし、そこで葛藤して「わああっ」となっているひふみさんも、新しい一面がでていて可愛いです。

作品情報

NEW GAME!!

NEW GAME!! 83

高校卒業後、ゲーム制作会社「イーグルジャンプ」に入社した涼風青葉は、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームソフト「フェアリーズストーリー」のシリーズ最新作「フェアリーズストーリー3」の制作に携わる...

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