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ニュース 2017年12月15日(金)18:00

「響け!ユーフォニアム」シリーズ最新作「リズと青い鳥」特報&キービジュアル公開

「リズと青い鳥」キービジュアル

リズと青い鳥」キービジュアル

(C) 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

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京都アニメーションが制作するアニメ映画「リズと青い鳥」の特報映像とキービジュアルが公開された。30秒間の特報映像には、主役となる鎧塚みぞれがオーボエ、傘木希美がフルートを奏でる姿を収録。キービジュアルは、水をたたえた屋上にたたずむみぞれと希美、そして空を舞う青い鳥の羽根を描いた、はかなさを漂わせたイラストになっている。

同作は、吹奏楽部に所属する高校生たちの青春を描く武田綾乃氏の小説をテレビアニメ化した「響け!ユーフォニアム」の新作劇場版。テレビアニメ版のシリーズ演出も担当した「映画 聲の形」の山田尚子監督が、原作小説シリーズの「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」のアニメ化となり、テレビアニメ第2期「響け!ユーフォニアム2」の序盤で関係を修復させたみぞれと希美が、ともに高校最後のコンクール自由曲「リズと青い鳥」に挑む姿を描く。みぞれが親友の希美と過ごす日々の終わりを恐れる中、ふたりの演奏はうまくかみ合わず、距離を感じさせるものになっていく。

制作に携わるメインスタッフからのコメントも公開された。山田監督は「この作品は、一歩先も見えないくらい頑なで健気に日々を過ごしている少女たちの映画です。不意にこぼれ落ちてしまうため息や、鼓動、胸高鳴るようなひそひそ話、悩みの中の微熱なんかをじっと息をひそめて撮り切りたい、と思っております。思うことと想うこと。同じようでいてまったく同じでないもの。思春期の、感じやすいこの時期だからこそ美しくあることができる、触れれば壊れてしまうガラス玉のような彼女たちの、有限の瞬間にみなさまと一緒に立ち会うことができれば、と思います」と意気込みを語る。

また脚本を手がけた吉田玲子は、「これは、自分を解き放つ少女の物語です。そしてまた、自分には翼がないことを知る少女の物語でもあります。でも、その両者が出会ったことは、決して不幸なことではありません。山田監督の感性が自由に羽ばたき、美しくもはかない、どこか残酷な物語を高い空に描くさまを見上げていただければと思います」と作品を紹介している。

リズと青い鳥」は2018年4月21日公開。12月29~31日に東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット93」の京都アニメーションブースと松竹ブースでは、数量限定の特製クリアファイル付き前売り券が先行販売される。各上映劇場窓口での販売は1月6日から。

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リズと青い鳥

リズと青い鳥 23

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